夏デートで汗だくの女性を怒らせる無神経なフォロー9パターン
夏のデートなら、女性が汗だくで現れるのはやむを得ないこと。からかったり非難するのは論外としても、親切のつもりで掛けた言葉のせいで、「デリカシーがなさすぎる!」と怒りを買うケースもあるようです。そこで今回は、10代から20代の独身女性310名に聞いたアンケートを参考に「夏デートで汗だくの女性を怒らせる無神経なフォロー」をご紹介します。
【1】「ちょっ、お前ワキ汗が…」と言いにくそうに口をつむぐ
「言いかけて黙るのはナシ!余計気になる!」(10代女性)というように、汗の問題を「触れてはいけないこと」のように繊細に扱うと、かえって落ち着かない気分にさせてしまうようです。心中を読み取られないよう、表情にも細心の注意を払いましょう。
【2】「こう暑いととめどなく流れるよね」とそれとなく汗の量を知らせる
「彼氏は涼しい顔をしてたから、私の汗のことを言ってたのは明らか。そんなすごい!?と不安になった」(20代女性)というように、大量発汗を「仕方のないこと」と強調しても、慰めにはならないようです。とはいえ、ふたりとも汗だくなら「ほんとだね!」などと一緒に笑い合えそうです。
【3】「タオルもう1枚あるけど使う?」とよかれと思って世話を焼く
「女の私が男の人から拭く物とか渡されたら、立つ瀬がない…」(20代女性)というように、あまり気を利かせると、相手のプライドを傷つけるおそれもあります。彼女が困っているかどうか見極めてから、控えめに手を差し伸べるといいでしょう。
【4】「代謝がいいのは健康な証拠!」となんとか褒めようとする
「汗ダラダラの女子をいい感じに言うのは無理がある。黙っててくれたほうがマシ」(10代女性)というように、汗だくの状態を前向きにとらえてみせても、残念な気持ちにさせてしまうようです。冷房の効いた場所へそっと移動するなど、さりげない思いやりが喜ばれそうです。
【5】「背中の汗、拭いてあげようか?」とトラブル解消を手伝おうとする
「デートの相手に処理してもらって、そのあとどんな顔で過ごせばいいのよ…」(20代女性)というように、早めに対処すべきだからと協力を申し出るのは、やりすぎだと思われるかもしれません。汗の問題も大事ですが、女心への配慮も忘れないようにしましょう。
【6】「大丈夫!汗臭くはない!」とかえって気になるようなことを言う
「ニオイチェックされたこと自体がショック!その後も気が気じゃなかった」(10代女性)というように、「汗のニオイ」に言及するのは、女性を追い詰めることになりかねません。逆にいい香りがしたとしても、口には出さないほうが安全でしょう。
【7】「化粧ヤバイけど、すっぴんもかわいいから!」と妙なフォローをする
「『化粧ヤバイ』の部分しか頭に残らない…」(20代女性)というように、「どんな君も素敵だ!」と言えば言うほど、現状の悲惨さを際立たせてしまうようです。勘のいい女性なら、こちらの目線の動きから自分の異変を察知してくれるかもしれません。
【8】「とりあえず化粧室を探そう」と身なりを整えさせようとする
「まずトイレに…と思ってたのに先に言われたら、『身だしなみに無頓着な女』みたいじゃん!」(10代女性)というように、相手の行動を先回りしすぎて、ドツボにはまるパターンです。「トイレに行くけど君は?」などと自然に誘導したほうがスマートでしょう。
【9】「男性用でよかったら貸すよ」と制汗スプレーを差し出す
「『汗すごいね』とかストレートに驚かれたほうがまだ許せる。親しき仲にも礼儀ありです!」(20代女性)というように、良かれと思って汗対策グッズを勧めても、無神経だと憤慨されてしまいそうです。彼女なりに準備はしているはずなので、相手の女子力を信じてみてもいいでしょう。
「気づいていても言わないでほしい!」というのがオトメ心なのかもしれません。下手に指摘して、デートが台無しになるのだけは避けたいものです。(安藤美穂)
【調査概要】
期間:2015年2月9日から16日まで
対象:合計310名(10代、20代の独身女性)
地域:全国
方法:インターネット調査