佐藤健VS神木隆之介、盟友2人のがガチ激突「サプライズ頂上決戦」
細田守監督(53)の最新アニメ映画『竜とそばかすの姫』に、佐藤健(32)が出演することが7月6日の完成報告会見でサプライズ発表された。
「同作は主人公の女子高生・鈴を中村佳穂(29)が演じるほか、ほとんどのキャストが発表済みでしたが、佐藤演じるインターネットの仮想世界に住む謎の“竜”は、予告でセリフもあったのにキャストが発表されていませんでした。“主人公が竜が抱える大きな傷の秘密を知ろうと接近する”“世界では竜の正体探しが動き出す”というあらすじやタイトルに入っていることからも、超重要なキャラクターであることが想像できます」(女性誌記者)
予告では「俺を……見るな」「君は何もわかっていない!」「ホントのこと言えずに……ゴメン」というセリフがあった。一発では佐藤と分からないように、音声は加工されていたが勘のいいファンは喋り方のクセなどから「もしかして?」という声も上がっていたという。これについて、佐藤は報告会見で、
「予告編を見ながらヒヤヒヤしていました。僕は自分の声なので、どう聞いても俺じゃん! バレないかな……と思いながら過ごしていました」
と明かし、細田監督は起用理由を「竜の声を演じるには大きな表現力が必要だと思っていたので、キャスティングがはじまる前から、健くんにお願いするしかないと思っていました。これができる人は日本でほんのわずかで、そのうちの一人が健くんだと思っていました」と力説していた。
「佐藤は18年の映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』でも、事前予告いっさい無しのサプライズ出演をはたして、公開当日に大ニュースになりました。
今回も報告会見でのサプライズに大成功。佐藤といえば、今年4月から親友の神木隆之介(28)と一緒に古巣のアミューズから一部提携しつつ独立しましたが、神木もまたサプライズが最近話題になっていますね」(特撮ライター)
(※次ページから『シン・エヴァ』に関するネタバレ注意)
■※以下『シン・エヴァ』に関するネタバレ注意
話題になったサプライズは2つ。
1つは、佐藤主演映画『るろうに剣心』でのサプライズだ。神木は14年公開の『京都大火編/伝説の最期編』に瀬田宗次郎で佐藤演じる剣心との超スピードの殺陣が好評だったが、今年4月23日公開の最終章『The Final』に、やはり事前告知なしのサプライズ出演をしたのだ。
「6月12日に大ヒット舞台挨拶が都内で行われましたが、このサプライズについて佐藤は“粋なことしますねえ、神木さん”としていました(笑)。ネットでも《劇場がざわついた》《神木君が出てきてびっくりした》という声がありました」
もう1つのサプライズは、3月8日に公開されたアニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』でのことだった。神木が声優として出演することは告知されていたものの、役どころは明かされていなかった。
「それがなんと、主人公の碇シンジ(声:緒方恵美)が大人になった際の声だったんです。これは完全なサプライズで、物語の結末も含めて多くの観客を驚かせました。ちなみに『エヴァ』の庵野秀明監督(61)は役者として昨年、映画『ラストレター』で神木と共演歴があるほか、これまで神木は新海誠(48)の『君の名は。』、『千と千尋の神隠し』をはじめとする宮崎駿(80)監督の複数のスタジオジブリ作品、細田守監督の『サマーウォーズ』といった日本アニメ業界を象徴する監督作品に出演している。またしても、という感じです」(映画ライター)
■佐藤は来年もサプライズに期待したい
2人ともそれぞれサプライズで大いに盛り上げてくれたわけだが、佐藤については、今後さらに期待が高まりそうだという。
「今年10月1日に阿部寛(57)とW主演映画『護られなかった者たちへ』が公開されます。予告の時点でこれまでと違う荒んだ佐藤の姿がありますが、さらに期待されているのは来年の話。
7月6日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が、『半沢直樹』や『ドラゴン桜』で知られるTBS日曜劇場枠で、来年10月クールの主演ドラマが内定したと報じたんです」(前出の女性誌記者)
同作は1995年にNHK70周年記念番組としてドラマ化した山崎豊子の小説『大地の子』が原作で、佐藤は波瀾万丈の人生を送る中国残留孤児を演じるという。
「小栗旬(38)や、NHK版の主演だった上川隆也(56)がキャスティングされる可能性もあると報じられています。同枠は今年『ドラゴン桜』の最終回で05年版でレギュラーだった小池徹平(35)、紗栄子(34)、中尾明慶(33)、新垣結衣(33)、さらに声だけとはいえ山下智久(36)を全員サプライズ出演させた実績もあり、佐藤主演ドラマでも何か期待したいところです」(前同)
佐藤と神木には、これからも、我々を驚かせてほしいーー。