すぐに次の妊娠なんて考えられない…療養後、私たち夫婦が出した結論は【出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私 Vol.13】

■前回のあらすじ

自宅で内容物の対処をし、後に診察で完全流産したことを確認。子宮収縮剤を処方してもらい帰宅しました。

■治療が終わり、先生に言われたのは…

腹腔妊娠の疑いも晴れましたが、あの日のヒヤヒヤと恐怖を返せ…!と思っていました。

そして、正直に言うと、この時は次のことをあまり考えたくありませんでした。

当時34歳。授かることができるのか…、授かったとしてもまた同じようなことになってしまわないか…。無事育っても親としてまっとうに子どもを育てられるのか。なら、このまま子どもをもたないという選択はどうだろうか。後悔するだろうか。

…といった思考の無限ループから抜け出せなくなる恐れがあったからです。

■次の妊娠をしても良い時期になり…

いろいろ迷っているうちに、繋留流産の経過観察が終わり、34歳になっていました。これからどうするかを考えたのですが、やはり子どもを諦めきれないという結論に。

やるだけやってみても良いかと、とにかく前向きに考えることにしました。

※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。

次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!

2021/7/5 12:00

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