今季は公式戦19試合出場にとどまるも…マルセロ、アンチェロッティ就任でレアル残留か

 今夏、移籍の可能性がある選手の一人に挙げられていたレアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロだったが状況が変化した模様だ。11日付でスペイン紙『マルカ』が報じている。

 ジネディーヌ・ジダン監督の下でプレーした今シーズンのマルセロは、公式戦の出場数が19試合にとどまった。しかし今夏、ジダン前監督が退任すると後任に2015年以来の復帰となるカルロ・アンチェロッティ新監督が就任。同指揮官の就任が、マルセロの去就に大きな影響を与える可能性があるという。

 アンチェロッティ監督時代の2014-15シーズン、マルセロは公式戦53試合に出場。この記録は、自身がレアル・マドリードの選手として在籍した15シーズンにおいて、1年間に出場した試合数が最も多い数字にあたる。ただし現状、左サイドバックはフランス代表DFフェルランド・メンディとシーズン終盤に台頭してきた下部組織出身のスペイン人DFミゲル・グティエレスがおり、マルセロは両選手の後塵を拝しているという見方が強いようだ。また、同クラブのキャプテンでもあるスペイン代表セルヒオ・ラモスの去就も宙に浮いている現状で、仮に同選手が退団した場合にはマルセロがキャプテンになる可能性もあるという。

 レアル・マドリードとの契約が2022年6月に満了を迎えるマルセロだが、その去就に注目が集まっている。

2021/6/11 15:21

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