結局追い詰めてしまった…親の思い通りにしたいという毒人格が出てきた瞬間/息子3人の指しゃぶり問題(3)【笑いあり涙あり 男子3人育児 第67話】
指しゃぶりを卒業させるためにとった作戦は…
ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。
長男指しゃぶりに悩んだ過去を語ってきましたが、結局のところうちの場合、これ! といった特効薬がないまま…いよいよ年長になってしまいました。
いつもではないし、日中保育園ではできるだけ本人も気をつけているようでしたが、お昼寝の時間や家では外で我慢している分なのか全然やめる気配がありませんでした。
この頃になるとさすがに小学校入学が迫ってきてワタシも黙って自然に卒業するのを待ってはいられなくなってきました。
ついつい見るたびに指摘してしまい、精神的に追い詰めてしまうことで長男も余計にやってしまうという悪循環だったような気がします。
そんな長男にもついに卒業する日がきました。
どうにか入学前にはやめさせたいという思いが強くなり、以前は失敗した『卒業日を決める作戦』(前回の対策3参照)というのをもう一度やってみたんです。
長男は1月が誕生日。
でも、その誕生日を迎える前には恐らくほとんどやらなくなっていたと思います。この日を境にピタッとやめたということではなかったので、卒業した明確な日にちはわかりません。
入学する頃には無意識の睡眠中にもやらなくなって、心底ホッとしたのですが、
なんとその後、小学校に入学してから別の悩みが出てきてしまったのです…。
爪噛みです。
日中学校でもできてしまう爪噛みで、両手の全ての指が深爪になってしまっていました。
これには新生活のストレスや、ちょうど三男が生まれて母も子も不安定だった時期も重なっていことが原因だと思います。
長男の血が滲むほどかじってしまった指先を見て、激しく後悔したのは言うまでもありません。
指しゃぶりを無理にやめさせると爪噛みや貧乏ゆすり、どもりなどの別の癖が出てしまい、その方が後々まで残って大変だよ…と、かかりつけ医にも言われていたのに。
保育園時代まではなるべく自然にやめられるようにと見守る努力ができていたのは、結局「小学校に上がるまでにやめられないと恥ずかしい(さすがにそれまでにはやめるだろう)」という親都合の期限付きのおおらかスタンスだったわけです。
自分の思い通りにならないとわかった途端に厳しく追い詰めてしまうなんて、典型的な支配型毒親人格じゃないですか…
出産前後の精神的な不安定だったことはあったにせよ、思い返すとかなり理不尽な要求をしてしまったと思います。
長男の爪噛み癖は入学から2年ほどは続きました。
ワタシもこまめに爪をチェックしたり、何より下の子にかかりっきりで長男に構えなかった部分を夫と相談して対応を分担したりと気を付けてみました。
学校にも慣れ、家庭内も落ち着いてくると次第に爪噛みは無くなり、4年生の今はほとんどしなくなって少し安心するとともに、こうしてストレスが行動に出るうちはまだ対処できることなので気を付けて見ていこうと思っています。
さて、お次は次男。
長男の反省を活かして余裕の対応ができているのでしょうか…!?