しょう油にカカオを漬け込んだ『カカオ醤(ジャン)』を食べてみた 多国籍料理店で出てきそうな不思議な味わいがナイス

拡大画像を見る

挑戦するって大事だ。大人になると、どうしても自分の中で限界地点を定めてしまいがちだ。すべての人がそうではないだろうが、少なくとも記者はそんな感じ。面倒なので自分の能力を顧みて、できなさそうなことは避けて生きている。

まあそれはそれで生き心地が良いのだが、たまにはチャレンジも大事だと思わされることがあった。何があったのかというと、不思議なしょう油を食べたのだ。『カカオ醤(ジャン)』といい、たまりしょう油にカカオを漬け込み発酵させたものであるらしい。

・注文してみた

『カカオ醤』はしょう油発祥地だなんて言われる、和歌山県湯浅町の「湯浅醤油」が生み出した調味料だ。ベトナム産のカカオと、たまりしょう油 “九曜むらさき” を合わせて作っているとのこと。

記者は以前にカカオペーストを湯で溶いただけのドリンクを飲んだことがある。油分多めで、強烈な酸味があり香ばしさもあった。なんと言うか、かなり独特だったことを覚えている。

しょう油と合わせるにしても、いささか主張が強すぎるような気もする。しかし、そのトンがり具合が絶妙にしょう油とフィットするのかもしれない。そんなこんなで気になり、注文してみた次第である。

・不思議な味わい

ちなみに『カカオ醤』には、粒入りとペースト状のものとある。いずれも税込1620円(送料別)だ。届いたソレは、シュッとしたラベルでどことなく海外の調味料でも入っていそうな雰囲気。

開けてみると、ものすっごくチョコっぽい香りがする。なるほど。そのまま舌先でペロッと味わってみると、カカオの風味の主張はやはり激しい。どこにいたってここまで存在感を放てるのもすごいなあと、感心してしまうレベルだ。

肝心のしょう油との相性だが……悪くない。いや、結構イケる気がする。味自体はしっかりしょう油で、後味がカカオと言ったところだろうか。舌触りはザラっとしていて、いつまでも残る。

しょう油とカカオ、これらがジャストフィットしているかというと、微妙な線である気もする。がしかし、こういうのもアリかと思わされるほどにはウマい。うむむ、不思議な調味料だ。

・料理の幅が広がるかも

さて。試しに豆腐やゆで卵、野菜などサッパリした食材に乗せてみるとしよう。いざ食べてみると、なるほどなるほど。オシャレな多国籍料理店で出てきそうな味わいだ。

この料理は、こういうものなんですと出されたものを「へえ~。私の知らない世界では、こんな食べものもあるんだなあ。面白いなあ」と思うような、そんな味なのだ。

いやはやしかし。もしかすると、よりガツンと味にインパクトがあるものと合わせたほうが良いのかもしれない。ラーメンとか日本のカレーとかあたりが、なんとなく合う気もしているので、今度実践してみることにする。

慣れるのに少し時間を要するが、うまく使いこなせば料理の幅も広がりそうな、可能性を感じる商品だ。それにしても、よくこの2つを組み合わせようと思ったなと感心を禁じ得ない。チャレンジ精神がすさまじい。ナイスだ。

そんな『カカオ醤』は自分で楽しむのはもちろん、料理上手な人や甘いものが苦手という人への手土産にも良さそうではないか。「なんだこれは!」と驚かれること間違いなしだぞ。

参考リンク:湯浅醤油「カカオ醤(ジャン)」
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

関連リンク

  • 2/14 18:00
  • ロケットニュース24

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます