前節約11カ月ぶりの復帰も…宮市亮、今季限りでのザンクト・パウリ退団が決定

 ザンクト・パウリは23日、MF宮市亮が今シーズン限りで退団することを発表した。

 現在28歳の宮市は、昨シーズンのブンデスリーガ2部で第28節まで全試合に出場してチームの主力として活躍していたが、新型コロナウイルスの影響による中断期間が明けたあとに、ひざを痛めて負傷離脱。さらに、そのケガの影響で内転筋やそけい部にも痛みが発生したため、今シーズンはチーム練習への復帰や離脱の繰り返しを余儀なくされた。

 昨年12月にもチーム練習に部分的に参加していたが、練習中に左ふくらはぎを負傷して離脱。今年3月16日から再びチーム練習に復帰すると、5月16日に行われたブンデスリーガ第33節のハノーファー戦で73分から途中出場し、昨年6月5日のブンデスリーガ2部30節ボーフム戦以来となる約11カ月ぶりの復帰を果たした。しかし、今シーズンの公式戦出場はこの1試合のみに終わった。

 現行契約が2021年6月30日までとなっている宮市の去就には注目が集まっていたが、ザンクト・パウリはクラブ公式ツイッターで、GKスヴェン・ブローダーセンとDFダニエル・ブバラとともに宮市が退団することを発表した。

 2015年夏にアーセナルからザンクト・パウリに加入した宮市は、在籍6シーズンで公式戦80試合に出場し、8ゴール9アシストを記録した。

2021/5/24 10:35

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