トゥヘル監督がPK戦の末の勝利に満足感…「タフな試合になると分かっていた」

 チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督は、PK戦の末に勝利したサウサンプトン戦を終えてコメントした。26日、クラブが公式サイトで伝えている。

 26日にカラバオ・カップ4回戦でサウサンプトンと対戦したチェルシーは、前半終了間際にカイ・ハフェルツのゴールで先制するも、47分にサウサンプトンに追いつかれて試合はPK戦へ。するとサウサンプトンは2選手が失敗し、4-3のスコアでチェルシーがPK戦を制し、ベスト8進出を決めている。

 トゥヘル監督は試合後、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタ、イングランド代表MFルベン・ロフタス・チーク、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが前日に戦線離脱したことを告白。そんな状況のなかで勝利したことに対し満足感を口にした。

「難しい試合になると思っていたよ。我々は直前にいくつかの選手変更を行った。予定していた3人の先発選手が昨日のトレーニングで負傷したんだ。このようなことは予期していなかったし、選手を酷使しないためにも、ベンチにあった選択肢はそう多くはなかった」

「このメンバーで一緒に戦うのは初めてなのも知っていたから、大きな圧力をかけてくるチームを相手にタフな試合になることは分かっていた。両チームによる素晴らしいフットボールの試合だったと思うし、非常にタフなゲームで、そして最終的にはPKで勝利することができて幸せだ」

 また、UEFAスーパーリーグのビジャレアル戦、カラバオ杯3回戦のアストン・ヴィラ戦に続き、今季早くも3度目のPK戦勝利をもたらしたスペイン代表GKケパ・アリサバラガについて問われると、「勝利を生み出してくれたね。彼は自信に満ちているんだ。我々とともにこういった経験をして、そしてそれを何度も何度もやってのけてくれている」と称賛した。

2021/10/27 10:49

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