2頭の海難救助犬とハンドラーが大活躍、沖に流される少女を救う(伊)

拡大画像を見る

伊南部チレントにあるパリヌーロのビーチで17日午後5時頃、15歳のイレニアさん(Ilenia)が離岸流に流され岸に戻れなくなってしまった。

一旦離岸流に乗ってしまうと沖まで流されてしまうため危険で、「SICS」のメンバーであるラブラドール・レトリバーの“イゴール(Igor)”と“ルナ(Luna)”がハンドラーと一緒に海に飛び込んだ。

最初にイレニアさんのもとに辿り着いたのはイエローの被毛を持つルナのチームで、ハンドラーとともに救命ブイで安全を確保すると岸に向かって泳ぎ始めた。

その後、ブラックのラブラドール・レトリバーであるイゴールのチームが追い付き、ここで救助をバトンタッチ。イレニアさんはイゴールの体の後ろにしがみつくと、無事に岸まで辿り着くことができた。

この時の様子は動画に収められて拡散しており、ライフジャケットを付けた2頭が波に体を大きく揺さぶられながらも、必死に岸に向かう様子が映し出されている。動画には「ヒーロー犬、よくやった」「日頃の訓練の賜物だね」とレスキューチームを称賛する声が多数あがっており、SICSもSNSで紹介している。

1989年に設立され30年以上の歴史があるSICSは、ニューファンドランドやラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバーなどをハンドラーとともに訓練する世界最大の海難救助犬学校で、日本を含む世界各国からたくさんの人が訪れる。イタリア国内では毎年、SICSで訓練を受けた300チームがボランティアでビーチなどのパトロールを行っており、年間30人以上が救出されているという。

なお同団体は、天候や海の状態に左右されずに人を救い出すことができるようボートやジェットスキー、時にはヘリコプターなどから海に飛び込む訓練などを行うことで知られており、ベーシックなコースは海と陸で1年間の訓練を行い、ハンドラーと犬のペアが試験に合格すれば正式なチームとして認定されるそうだ。

画像は『SICS Scuola Italiana Cani Salvataggio-Tirreno 2021年7月18日付Facebook「PALINURO, 15 YEAR OLD DRAGGED AWAY BY THE WAVES, SAVED BY LIFEGUARD DOGS」、2021年7月19日付Facebook「Girl rescued at sea in Palinuro from the dogs lifeguards」、2021年2月21日付Facebook「GLA “PRESA AL POLSO”. ECCO L’ECCELLENZA」、2021年2月7日付Facebook「Anche quello che sembra impossibile」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

関連リンク

  • 7/23 19:50
  • Techinsight japan

スポンサーリンク

この記事のみんなのコメント

3
  • トリトン

    7/25 21:12

    下手な人より犬かきの方が安全だな。ネコ泳げるの?

  • あきひろ

    7/25 21:04

    犬は犬かきしかできないから水難救助には役に立たなさそう。鍛え上げられた屈強なライフセーバーさんが居れば安全安心ですね😆

  • トリトン

    7/24 7:43

    ワンちゃん海でも活躍してるのだね偉いもんだ。

記事の無断転載を禁じます