逆プロポーズのつもりが、「何が言いたいの?」と真意が伝わりにくいセリフ9パターン
勇気を振り絞ってする女性からの逆プロポーズも、あまりに回りくどいと、真意が伝わらず空振りに終わってしまうこともあるようです。そこで今回は、10代から20代の独身女性204名に聞いたアンケートを参考に「逆プロポーズのつもりが、『何が言いたいの?』と真意が伝わりにくいセリフ9パターン」をご紹介します。
【1】旅先でのポエムで終わってしまう「年をとったらまた一緒に来たいね」
「『きれいな風景だよね』とまとめられてしまった…」(20代女性)というように、将来への展望を単なるロマンチックな感傷ととられてしまったケースです。「新婚旅行でまた来ようよ」などと明確にアピールしたほうが良いでしょう。
【2】押しつけがましいだけの「毎日私の作った味噌汁飲みたくない?」
「『お前、ダシの取り方も知らないじゃん!』って突っ込まれた」(10代女性)など、あまりに間接的な表現だと、論点がずれてしまうおそれがあります。「未来のダンナさまのために料理習おうかな」といった前向きな言葉のほうが歓迎されるでしょう。
【3】ごく個人的な計画と受け取られる「将来、子どもは3人くらい欲しいね!」
「『へえ。がんばってね』って流されて…」(20代女性)というように、理想の家族像を語るだけでは、「あなたとの未来」だとわかってもらえない可能性があります。「どんな家庭を持ちたい?」と前置きすると、狙いが伝わりやすいでしょう。
【4】ここ数日間のスケジュール確認と思われそうな「明日も明後日も一緒に居たいね」
「『明日は仕事だから無理』と断られた。老後までイメージして言ったのに…」(20代女性)というように、二人の未来を描いた言葉だと気づいてもらえないこともあるでしょう。「おじいちゃんとおばあちゃんになっても、手をつないで歩きたいね」などと表現したほうがピンとくるかもしれません。
【5】すぐには意味が伝わりにくい「あなたの名字になりたいな」
「『名字をもじってるあだ名はどうすんの?』って。突っ込むのそこ!?」(10代女性)というように、遠回しに結婚を匂わせる方法は、凝りすぎると失敗しがちです。「画数が良くなるから結婚しちゃおっか!」とストレートに言うのも一つの方法でしょう。
【6】単なる結婚願望にしか聞こえない「30歳までに結婚したーい」
「『あと5年か。大丈夫なんじゃない?』だと。その当事者意識のなさはどこから!?」(20代女性)など、自分に向けられている言葉と気づいてもらえないパターンです。あまりに鈍いときには、「あなたに言ってるんだよ!」とダメ押ししても良いかもしれません。
【7】転職相談として終わりがちな「仕事辞めようと思うんだけど」
「『経理の実務経験があるからなんとかなるよ』とまともにアドバイスされて…」(20代女性)というように、意図をはかりかねた彼氏に、とんちんかんな対応をされることもあるでしょう。「転職先はあ・な・た」と付け加えてみるのも一案です。
【8】ただ甘えているだけと思われる「あなたがいないとダメなの」
「『今の時代、女性も自立していないとダメだ』と諭されてしまった」(10代女性)など、彼の存在の大きさを強調しすぎると、依存傾向があると用心されてしまうかもしれません。同時にしっかりしたところも見せておくと、彼も安心するでしょう。
【9】新手の詐欺ではとガードされてしまう「一緒にマンション買おうよ」
「『何が目的だ!?』と思いっきり疑われた」(20代女性)というように、新婚生活の誘いのつもりなのに、警戒されてしまっては、元も子もありません。単刀直入に「一緒に暮らしたいな」と告げるほうが、変な誤解を生まずに済むでしょう。
相当の覚悟がいる逆プロポーズだけに、理解されずに、受け流されてしまうことだけは、なんとしても避けたいものです。どうやらわかってないなというときには、もう一言添えるつもりで臨んではいかがでしょうか。(倉田さとみ)
【調査概要】
期間:2014年3月11日(火)から18日(火)まで
対象:合計204名(10代、20代の独身女性)
地域:全国
方法:インターネット調査