Nintendo Switch 2発売秒読みの裏で…あの「ニンテンドー3DS」が中古市場で爆騰中!
4月2日に配信されるNintendo Switch 2の体験会の内容発表を前に、が然、盛り上がりを見せているSwitchファンたち。気になる価格については、「400ドル(約6万円)」という数字が有力視されているが、できれば1円でも安く発売されることを期待したいところ。
ところが、その一方で、旧機種なのに年々値上がりを続けているゲーム機があることをご存知だろうか。2011年2月に発売されたニンテンドーDSシリーズの後継機「ニンテンドー3DS」だ。同機は当初2万5000円(税込み、以下同)で発売されたが、わずか半年も経たないうちに、1万円もの値下げが実施され、1万5000円に。これは異例の事態であり、業界関係者も驚くほどだった。
その後、日本では累計1023万台を販売し、20年9月16日に全シリーズの生産を終了。以降はゲームマニアが細々とプレーを楽しんでいた。
ところが近年、液晶などの部品のストックがなくなったことなどもあり、中古市場で価格が急騰。フリマアプリなどでは、発売当時の販売価格を超える2~3万円で取り引きされている。またLL限定モデルなどの特別仕様は、3万円以上の値が付くこともあるのだとか。ゲームライターが語る。
「近年、3DSのソフトがインバウンドに大人気になっており、中には3DSでしか遊べないゲームもあるため、本体の価格も右肩上がりになっています。『ドラゴンクエスト8』などは、良リメイクな上に、3DSでしかプレーできないので、セットになるとかなり高額になります」
さらに、2015年に国立新美術館で開催された「ルーヴル美術館展」の会場で限定販売された「ニンテンドー3DSでめぐるルーヴル美術館」は、幻のソフトと呼ばれており、14万円から16万円という高額で取引されているという。
上下に配置された液晶画面でのプレーも懐かしいニンテンドー3DS。Switch2の発売も待ち遠しいが、まだ、所有しているという人は、昔のゲームを引っ張り出してプレーしてみるのも楽しいかもしれない。
(ケン高田)