部屋で号泣する5歳児 持っていたものに「世の大人、見てるか?」「つられて泣いた」
嬉しい時や悲しい時など、感情が突然たかぶった時に自然と目から出るのが、涙。
感じ取った気持ちが強いほど、自分ではコントロールできないほど、大量にあふれ出てくるものです。
5歳の三男が号泣していた理由
いつも元気いっぱいな4人の男児を育てている、母親のゴンゾウR4(@R453374510)さん。
ある日、普段は明るい5歳の三男が、自室で号泣している場面に遭遇しました。
兄弟ゲンカをしたり、友達にいじめられたりしたわけではありません。三男は、11歳の長男からあるものを手渡され、泣いてしまったようです。
三男が泣きながら手にしていたのは、長男から誕生日プレゼントとしてもらった『ポケモンカードゲーム(通称:ポケカ)』!
同カードは大人の間でも人気が高く、なかなか手に入らないパックもあります。そのため三男は、幼稚園の帰りに親とどれだけ店を回っても、最新パックを買うことができませんでした。
そんな状況で、長男はかわいい弟の笑顔を見るため、頑張って探し回ったようです。なんとか手に入れた1つのパックを、こうしてプレゼントしてくれたのでした。
実は、長男も同様に大の『ポケカ好き』なのだとか。最新のパックが欲しい気持ちを抑え、三男に譲ってくれたといいます。
欲しかった物が手に入った喜びと、兄の優しさが、三男の涙腺をゆるませたのでしょう。愛があふれる光景に、多くの大人が心打たれました。
・いい歳をした大人だけど泣いた…。なんて素敵な兄弟愛だ。
・転売行為が問題視される中、なんていい話。こういう人の手に渡ってほしい。
・世の大人、見てるか?『ポケカ』は本来、笑顔を与えるためのものなんだ。
きっと長男にとって、最新のパックを自分が手に入れるより、弟の笑顔を見るほうが大きな幸せだったのでしょう。
三男は、パックに入っていたカードを見るたび、この日のことを思い出すはずです。
[文・構成/grape編集部]
出典 @R453374510