レアル、F・メンディが3〜4週間の離脱へ…“マドリード・ダービー”で左足ハムストリングを負傷
レアル・マドリードは13日、同クラブに所属するフランス代表DFフェルラン・メンディの負傷状況を発表した。
現在29歳のF・メンディは、母国フランスのル・アーヴルでプロキャリアをスタート。2017年6月にリーグ・アンの強豪リヨンへと引き抜かれると、初年度からレギュラーに定着して公式戦35試合出場5アシストをマークした。2019年6月には移籍金4800万ユーロ(約77億円)でレアル・マドリードに完全移籍。度重なる負傷に悩まされているものの、安定した守備を武器にこれまで公式戦通算200試合に出場し、3度のラ・リーガ制覇や2度のチャンピオンズリーグ優勝などに貢献してきた。
在籍6年目となる今季もここまで公式戦30試合出場2アシストを記録中のF・メンディ。12日に行われたアトレティコ・マドリードとのチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグでも先発出場を飾った。しかし、同選手は83分にGKへバックパスを送った際に左足を負傷。フラン・ガルシアとの交代を余儀なくされていた。
そんななか、レアル・マドリードは試合翌日にF・メンディのメディカルレポートを発表。「検査の結果、当クラブのフェルラン・メンディは左足のハムストリングの筋肉損傷と診断された。経過を観察中である」と現在の状況を説明している。また、声明には全治までの記載はなかったものの、スペイン紙『マルカ』によると3〜4週間の欠場が見込まれる様子。4月8日に開催予定となっている準々決勝・ファーストレグへの出場が不透明となった。