「遠いから明日、自分で行く」 実際にあった119番通報がこちら
近年、救急車不足が社会問題になっています。不足している理由の1つに、救急車の不適正利用があるとのこと。
緊急性のない症状で救急車を呼ぶ人によって、本当に必要な人の元へ救急車の到着が遅れてしまうのです。
『こんな救急はイヤだ!』
奈良県生駒市にある生駒市消防本部のInstagramアカウントは、『こんな救急はイヤだ!』と題して、動画を公開しています。
実際にあった救急事案を2つ、アニメーションで紹介しました。
1つは、「帰りも送ってほしい」といわれ、できないことを説明したら搬送を辞退したケース。
もう1つは、診察できる病院の説明をしたら「遠いから明日、自分で病院に行く」と搬送を辞退したケースです。
※写真はイメージ
どちらも、本当に体調が優れなかったのかもしれませんが、救急車が必要だったかどうかは疑問に感じますね。
動画の最後では、「救急車は限りある資源です」と強調しました。
救急車がすべて出動した場合は?
生駒市消防本部によると、生駒市の場合、市内には救急車が5台しかないとのこと。救急車がすべて出動した後に、要請がかかった場合、消防車が出動して応急処置を行うそうです。
しかし、法律で消防車を使った傷病者の搬送は認められていないため、病院へ搬送するには救急車の到着を待たなくてはいけません。
※写真はイメージ
本当に必要な人のために、救急車は適切に利用するようにしましょう。
また、救急車を呼ぶべきか迷った時には、全国24の地域で対応している『♯7119』などに電話して相談し、緊急性が高い場合は迷わず119番通報をしてください。
[文・構成/grape編集部]
トリトン(♂)
2/17 21:46
うちの近所の爺さんも救急隊員に俺は横にならない座って行く邪魔するなと怒鳴りまくって放置されたが酷くなりタクシーでてみてだったからね。本当にバカな奴等が増えたよね。
いち(
2/17 21:41
ガツンと言うたったらええねん。クレーム入れてきたら次は何があってもアナタの所に二度と救急車は来ませんよ!ぐらい言うたれ。