レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エンバペとイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、コパ・デル・レイ準々決勝を欠場するようだ。4日、スペイン紙『マルカ』や『アス』が伝えている。

　セルタとのラウンド16を延長戦の末に勝ち抜き、コパ・デル・レイ準々決勝へと駒を進めたレアル・マドリード。4強入りをかけて激突するのは、同じくスペイン1部に在籍するレガネスだ。レアル・マドリードは今月1日開催のラ・リーガ第22節エスパニョール戦で公式戦6試合ぶりに敗戦。コパ・デル・レイ準々決勝のあとは、アトレティコ・マドリードとのリーグ戦“天王山”、チャンピオンズリーグ（CL）ベスト16入りを目指すマンチェスター・シティとのプレーオフと、タイトル獲得に向けた大一番が連続で控えている。

　そんななか、クラブを支えるエンバペとベリンガムがレガネス戦の招集メンバーから外れたようだ。会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は「ベリンガムは打撲による血腫があり、今回は出場できない」とコメント。エンバペについても、「今日トレーニングに参加したが、ふくらはぎに打撲があるため明日の試合には出場できない」と明かした。

　一方で『マルカ』は、エンバペがアトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”で復帰する見込みと指摘しつつ、ベリンガムも欠場理由がコンディション調整によるものと強調。コパ・デル・レイ準々決勝ではトルコ代表MFアルダ・ギュレルとブラジル代表FWエンドリッキが先発入りすると主張している。