元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が13日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。19日(日)に中京競馬場で行われる日経新春杯(4歳上・GII・芝2200m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

　田井氏は複数頭をピックアップしたが、重賞初制覇がかかるロードデルレイ(牡5、栗東・中内田充正厩舎)を真っ先に注目した。「ひと目見て重賞級と分かる臀部の立体感を誇る」とし、「パンプアップした大腿二頭筋の迫力はプログノーシスを彷彿とさせる」と同厩の先輩馬を引き合いに出して絶賛。プログノーシスと同じく、「並外れたロングスパート能力を有していると想像できる」と述べた。

　また、今年は中京2200mが舞台である点にも着目。筋肉の容量がかなり豊富でがっちりとした体形をしていることを理由に、「200mの距離延長は大手を振って歓迎とはいきませんが」と前置きしつつも、「末脚の持続力と結果に密接な関係がある中京2200mの方が、この馬にとっては好都合かもしれない」と予想した。「筋肉の張りは言うことありませんし、冬場でも良好な毛艶から体調の良さもうかがえる」と状態面の良さも強調。「飛躍の年となる5歳シーズン初戦から、GI級のパフォーマンスを見せてくれると思う」と期待した。

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