カラバオ杯で頭部負傷のベンタンクール…トッテナム指揮官「問題ないことを確認するため数週間程度は必要」

 トッテナムに所属するウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが、今後数週間程度の離脱となるようだ。10日、イギリスメディア『BBC』がアンジェ・ポステコグルー監督のコメントを伝えている。

 ベンタンクールは8日に行われたカラバオ・カップ準決勝ファーストレグのリヴァプール戦に先発出場。しかし、開始早々6分のコーナーキックでヘディングを狙った際、誰とも接触のないままピッチに体を打ちつける形で転倒してしまう。そのまま起き上がることができずピッチ上で約9分間の治療が行われ、酸素吸入の処置を受けながら担架に乗せられてピッチを後にした。

 昨年8月にも頭部を負傷していたベンタンクールだったが、試合後にはトッテナムが公式X(旧Twitter)を更新し、「ロドリゴは意識があり、話すことができることを確認した。さらなる検査を受けるために病院に行くことになる」と声明を発表。命に別状がないことがアナウンスされていた。

 そんななか、FAカップ3回戦を前にポステコグルー監督がベンタンクールについて言及。「大丈夫だ。彼は家に戻っていて元気だし、気分はいいようだ。幸いなことに脳震盪のようで、それ以上の異常はない」と同選手の現状を説明しつつ、「もちろん今はプロトコルに従うし、すべて問題ないことを確認するため数週間程度は必要だ」と離脱期間を明かした。

2025/1/11 8:00

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