日本人選手は何位?米国男子賞金ランキングTOP10【ゴルフ】
世界のトップゴルファーがしのぎを削るPGA男子ゴルフツアー、今年はアメリカ勢の活躍が目覚ましい1年だったが、最終的に賞金王に輝いたのは誰か?日本人選手は何位?などをランキング形式でおさらい。
まずは、10位-4位まで。
【10位―4位】
10位:イム ソンジェ
(韓国/賞金額 $6,286,205/2015年デビュー/世界ランク24位)
9位:キーガン ブラッドリー
(アメリカ/賞金額 $6,879,455/2008年デビュー/世界ランク12位)
8位:コリン モリカワ
(アメリカ/賞金額 $8,383,572/2019年デビュー/世界ランク4位)
7位: サヒス ティーガラ
(アメリカ/賞金額 $8,474,215/2020年デビュー/世界ランク13位)
6位: ルードヴィッヒ アベルグ
(スウェーデン/賞金額 $9,833,547/2023年デビュー/世界ランク5位)
5位: ロリー マキロイ
(北アイルランド/賞金額 $10,893,790/2007年デビュー/世界ランク3位)
4位: ウィンダム クラーク
(アメリカ/賞金額 $10,901,416/2017年デビュー/世界ランク7位)
続いて、上位3人を3位からお届け。
3位:松山 英樹
(日本/賞金額 $11,257,969/2013年デビュー/世界ランク6位)
不調に終わった2023年、その流れを断ち切った松山英樹。2月のジェネシス招待では、首位のパトリック カントレーから5打差でスタートした最終日を、3度の3連続バーディー、ノーボギーの62で回り大逆転勝ち、優勝賞金400万ドルをゲットした。6月の全米オープンは2022年の同大会(4位)以来の上位フィニッシュ(6位)。8月のフェデックス・セントジュード選手権では、ザンダー シャウフェレらの猛追をしのぎ切りみごと優勝、賞金360万ドルを得た。これでPGAツアー節目の10勝目。世界ランクは6位だったが、高額大会で好結果を出せたことがこの順位につながっている印象。ただ、それよりも日本のエースが完全復活を遂げたという事実の方が日本のファンにとっては嬉しい、そんな2024年だった。
2位:ザンダー シャウフェレ
(アメリカ/賞金額 $18,385,320/2015年デビュー/世界ランク2位)
今年のシャウフェレはツアー2勝だが、その2勝がメジャー大会だったことで大きくランキングを上げた。5月に行われた全米プロゴルフ選手権では、初日から9バーディー、ノーボギーの62で回ると、2日目、3日目で追い上げてきたコリン モリカワに3日目終了時点で並ばれるも、最終日に7バーディー、1ボギーの65で回り、トータル21アンダーで逃げ切った。これがメジャー初制覇でみごと333万ドルを獲得した。また、ロイヤルトゥルーンGCで行なわれた7月の全英オープンでは、天候も相まって順位が目まぐるしく変わる展開の中、最終日のバックナインだけで4バーディー、この日6アンダーと荒稼ぎしてみごとメジャー2勝目を挙げた。
1位:スコッティー シェフラー
(アメリカ/賞金額 $29,228,357/2018年デビュー/世界ランク1位)
シェフラーにとって2024年は悲願の世界ランク1位に加え、パリ五輪金メダリストの称号、そして賞金ランキング1位も獲得とバラ色の1年になった。3月のアーノルド・パーマー招待を勝利したのを皮切りに、翌週のザ・プレーヤーズ選手権を連覇。4月のメジャー、マスターズでは3日目に首位に立つと最終日はライバルがスコアを落とすなか7バーディー、3ボギーの68で回り、トータル11アンダーで2度目の栄冠に輝いた。その後もRBCヘリテージ、メモリアル・トーナメント、トラベラーズ選手権、ツアー選手権を制し、シーズン最多の7勝を挙げる活躍ぶりだった。賞金ランキングの面では年間8戦ある高額賞金のシグネチャーイベントのうち4戦で勝利したことも大きく作用した。これだけの活躍ぶりを見せたシェフラーが来シーズンこの勢いを維持できるか、要注目だ。
【ゴルフデータコラム】米国男子ツアー 生涯獲得賞金額ランキング
圧巻の強さを見せたスコッティー シェフラーだが、見事な復活を遂げた松山英樹が賞金ランク、世界ランクにどこまで絡んでくるのか、2025シーズンは日本のファンにとっても注目の1年になるだろう。
※12月27日現在の成績
(SDAA編集部)