JCBのポイント寄付で広がる寄付の文化!手軽にチャリティーができる制度を紹介
株式会社ジェーシービー(以下:JCB)では、JCBカード会員様が貯めたOki Dokiポイントを寄付に使用できる「ポイントチャリティー」というコースを用意しています。寄付先は国内外のさまざまな団体に及び、災害が発生した際には義援金としての支援も行っています。
そこで今回は、JCBのポイントチャリティーの概要や寄付先などについて、広報部の三井さんと佐藤さんに伺いました。
<左から、三井さん、佐藤さん>
ポイントチャリティーは手軽に社会貢献ができる仕組み
――まずは、JCBが行っているポイントチャリティーの概要をお聞かせください。
佐藤さん:JCBカードのご利用に応じて貯まるOki Dokiポイントを商品やギフトカードなどに交換できるJCBのポイントプログラムの中に、ポイントで寄付できるコースを設けています。現在は、国内外問わず10の団体を寄付先に選定しています。
――ポイントチャリティーを始めたきっかけは何だったのでしょうか。
佐藤さん:JCBとしてCSRの取り組みを強化する中で、2005年頃からOki Dokiポイントによる寄付をポイントチャリティーと名付けて、寄付先を拡充してきました。ポイントチャリティーによって会員様が手軽に社会貢献できることに加え、さまざまな団体を寄付先に並べることで、各団体がどのような活動をしているのかを知っていただくよい機会にもなると考えています。
非常に多くの会員様がポイントチャリティーで寄付を行っており、2024年3月時点でポイントによる寄付の累計額は3億円を超えました。
国内外問わず、あらゆる活動を実施している団体に寄付ができる
――実際にどのような団体に寄付ができるのでしょうか。
佐藤さん:2024年9月現在、次の団体にポイント寄付を行うことができます。
● 公益財団法人 日本ユニセフ協会
● 公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
● WWFジャパン(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン)
● 日本赤十字社
● 特定非営利活動法人 国連UNHCR協会
● 国連WFP(認定NPO法人 国連WFP協会)
● 国境なき医師団
● Present Tree(認定NPO法人 環境リレーションズ研究所)
● 公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク
● 京都大学 iPS細胞研究所
私たちは会員様から大切なポイントを託されることになるので、安心して寄付できる団体を責任もって選定しています。
三井さん:先日、京都大学iPS細胞研究所の方とお会いしました。世界各地で様々な取組みが進んでいるようですが、同研究所はこの分野で世界を牽引してきた実績があり、日本企業としてできる限りの協力をしていきたいと思います。
――日本企業として世界に誇る日本の技術に寄付できるのは誇らしいですね。
三井さん:そうですね。ほかにも日本赤十字社は「人のいのちと健康、尊厳を守る」ことを目的として、国内外の災害等に対して活動されています。また、国際的に難民などを保護・支援している国連UNHCR協会の活動も、昨今の世界情勢から必要性が高まっていると感じます。本当に各団体がさまざまな活動をされているので、ぜひ会員様にも団体のことを知っていただきたいですね。
▶ ポイント寄付できる団体と活動の紹介はこちら
――令和6年能登半島地震の際には、ポイントによる義援金を受け付けたと伺いました。
佐藤さん:そうですね、何か私たちで力になれることはないかとポイントチャリティーで、能登半島地震への義援金を受け付けました。会員様からのポイントによる寄付約2100万円と、弊社からの寄付500万円を合わせて約2600万円の支援を行いました。能登の地震に限らず、JCBとして力になれることがあればできる限り支援させていただきたいと思います。大変残念なことに、1月の地震で大きな被害を受けた能登半島は、9月の大雨で甚大な被害を受けました。この能登半島の大雨被害の義援金へ、Oki Dokiポイントで寄付いただけるようにしました(2024年11月30日まで)。
三井さん: 災害地域への支援がしたくても、なかなか直接現地で活動することが難しいことも多いと思います。JCBカード会員様には馴染みのあるポイントプログラムで寄付ができることで、少しでも寄付に対するハードルが下がれば幸いです。JCBは2011年に石川県和倉温泉の加賀屋さんで「第12回JCB世界大会」を開催させていただき、大変お世話になりました。能登には知人もおりますし、JCBにとって大切なお取引先様やお客様がたくさんおられます。一日も早い復興、復旧を心から願っております。
手軽に始められるポイント寄付は社会貢献の第一歩
――ポイント寄付に対する想いをお聞かせください。
三井さん:ポイント寄付が特別な選択肢ではなくOki Dokiポイントの中で自然と交換先の候補になると嬉しいです。プログラムの中には品物やキャッシュバックなどさまざまな交換商品がありますが、もっと団体の活動などを発信してポイント寄付の魅力を伝え、会員様にとって身近なものにしていきたいですね。
佐藤さん:ポイントを発行している主体者として寄付という使い道を伝え、少しでも寄付の文化が広がればと考えています。
三井さん:実は、私はポイントチャリティーをきっかけに、いろいろな団体のサイトを見る機会が増え、今ではポイントだけでなく、大きな金額ではありませんがカードによる寄付もしています。私自身の経験から、チャリティー活動の第一歩としてポイント寄付は始めやすいものだと実感しているので、ぜひ皆様も活用してみてほしいです。
※記事の情報はインタビュー2024年10月時点のもの。
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