“5度目の正直”を結実させた木山隆之監督が岡山と契約更新「J1の舞台に乗り込みましょう!」

 ファジアーノ岡山は25日、木山隆之監督との契約更新を発表した。

 “5度目の正直”を結実させた男が、晴れの国とともにJ1リーグヘと乗り込む。1972年2月18日生まれの木山氏は現在52歳。ガンバ大阪や水戸ホーリーホックに在籍したプロキャリアを引退した後、筑波大学で指導者キャリアを始めると、古巣水戸やジェフユナイテッド千葉、愛媛FCやモンテディオ山形などの監督を歴任。2022年から指揮を取るファジアーノ岡山では、就任3年目の今シーズンは1年間を通じて上位を死守。17勝14分7敗の5位でレギュラーシーズンを終えた。

 そして、進出したJ1昇格プレーオフ。まずは、準決勝でモンテディオ山形と対戦すると、3-0と2年前のリベンジに成功。迎えたベガルタ仙台との決勝戦も、MF末吉塁のゴールで先制した後は、試合巧者ぶりを発揮し、MF本山遥の追加点で勝負を決めた。ファジアーノ岡山の監督として2度目、監督キャリアとしては5度目となったJ1昇格プレーオフで、悲願の初制覇。同時に、クラブ史上初となるJ1昇格の立役者となった。

 “J1新入生”となる来シーズンの続投が発表された木山監督は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。

「ファジアーノ岡山を愛する皆さまへ いつも力強いご声援ありがとうございます。来シーズンも指揮を執らせていただくことになりました。ファジアーノにとって初めてのJ1での戦いは、易しいものではないでしょう。ぜひ皆さまには、ファジアーノの一員として、さらに熱いサポートをよろしくお願いいたします。ここから先は大きな挑戦の始まりです。我々の力を結集して、J1の舞台に乗り込みましょう! メリークリスマス!」

【悲願達成】ファジアーノ岡山が史上初のJ1昇格

2024/12/25 13:37

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