Uterusは、女性の自立をテーマにしたメンタルヘルスサポート講演会「REBORN ～すべてのママが輝ける未来を〜」を、2025年1月9日(木)に実施する。同社による同じテーマのイベントは、8月8日(木)に続く2回目の開催だ。

同イベントでは、国内外で活躍する専門家が集結し、女性が新たな自分を発見するための知識と勇気の提供を狙いとしている。

実体験をもとにして生まれた講演会

今回のイベントは、同社代表・宮本尚美の助産師としての実体験から生まれたそう。尊敬する先輩を産後うつで失い、その後、自身もうつを発症した経験を通じて、女性のメンタルヘルスケアの重要性を痛感したという。

同社では、「産後うつをゼロにし、すべての女性が自分の才能を活かせる社会をつくる」という理念を掲げ、多くの女性支援活動を展開してきた。

産後の女性は多くの問題を抱えている

厚生労働省によると、日本では、出産後1年以内の妊婦の自殺予防が2022年には65件に上り、出産後1ヶ月時点での産後うつ病の有病率は14.3％にのぼると報告されているという。

産後の女性は、身体的な疲労、不安定なホルモンバランス、そして孤独や社会的サポート不足といった課題に悩まされている。

産後の女性たちが抱える問題を、もう少し具体的に見ていこう。

1つめは、身体的な問題。出産後も続く痛みや疲労感に加え、ホルモンバランスの変化により心身に大きな負担がかかるという。

2つめは、心理的な問題。将来への不安、育児への自信喪失、孤独感などが重なり、睡眠障害や情緒不安定に陥ることがあるそうだ。

3つめは、社会的サポートの不足。家族や地域社会からのサポートが不十分の場合、母親が孤立、負担が増大してしまうという。

こうした背景のもと、母親たちは「自分には子育てができない」「頼れる場所がない」といった悩みを抱えがち。これらの要因が重なり、うつ状態やノイローゼに陥るケースが少なくないそう。

医療、心理学、トレーニングの専門家が集う

イベントでは、同社の理念のもと、医療・心理学・トレーニング・音楽など、幅広い分野の第一線で活躍する専門家が一同に揃い、日常に取り入れやすい実践的な方法を伝えるという。

同社は、イベントを通して貴重な気づきと実践的な学びを得られる場を目指している。

多忙な日常から離れ、自分自身と向き合うことで、「本当に求めているもの」に気づける「自分自身を再発見する時間」をつくり、自分の内面を癒し、新たなスタートラインに立つきっかけを提供。

胎内記憶やスピリチュアルカウンセリングの観点から、人生における課題を解決するための考え方や行動計画を学べるほか、スピーカーたちの言葉を通じて、新たな自己肯定感を育む時間を届ける。

そして、家族・職場・パートナーシップなどの人間関係を見直し、調和と成長を目指すための方法を知ることで、人間関係の新しい視点を得たり、共通の悩みや目標を持つ女性たちとの交流を通じて、共感と繋がりを得たりできそうだ。

同イベントは、「何か変えたいけど、変わりたいけど、一歩が踏み出せない」という悩みを冷静に見つめ直し、具体的な行動計画とその第一歩を踏み出す勇気を提供する場となるだろう。

また、同イベントでは、人数に限りがあるが有料託児の予約も行われる。子どもと少し離れて自分を見つめ直す、貴重な時間となりそうだ。参加希望者は、下記の申し込みページをチェックしてみて。

同じ悩みや不安を抱えている人と触れ合い、知識を得ることで、苦しい時期を乗り越えるすべが見つかる機会となるのではないだろうか。

■「REBORN ～すべてのママが輝ける未来を〜」開催概要

開催日程：2025年1月9日(木)

開催時間：13:00～18:00(12:00開場)

開催場所：きゅりあん大ホール 8F

住所：東京都品川区東大井5-18-1

参加人数：1000人

「REBORN ～すべてのママが輝ける未来を〜」申し込みページ：https://soulwithbody.com/event_talk2025

「REBORN ～すべてのママが輝ける未来を〜」トの詳細動画：https://youtube.com/shorts/R_bNbvgr3po

(鈴木 京)