広島、今季の“日本人最多得点者”磐田FWジャーメイン良の完全移籍加入を発表「優勝しましょう!」
サンフレッチェ広島は25日、ジュビロ磐田からFWジャーメイン良が完全移籍で加入することを発表した。
現在29歳のジャーメイン良は流通経済大柏高校から流通経済大学を経て、2018年にベガルタ仙台に加入した。2021年に横浜FCに移籍後、2022年から磐田でプレー。今シーズンは2024明治安田J1リーグで32試合に出場し、リーグ3位で日本人選手としては最多タイとなる19ゴールを記録していた。
移籍が決定したジャーメイン良は広島のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「はじめまして、ジュビロ磐田から加入しますジャーメイン良です。素晴らしい歴史があり、さらに今のJリーグを代表するビッグクラブの1つである、このクラブの一員になれることを光栄に思います」
「心技体、ここから数年が自分の全盛期だと思っています。その全てを広島のリーグ優勝、タイトル獲得のために捧げる気持ちで来ました。皆さんに愛されるような選手になれるよう全力でプレーします。優勝しましょう! よろしくお願いします!」
また、所属していた磐田のクラブ公式サイトでも以下のようにコメントしている。
「この度、サンフレッチェ広島に移籍することになりました。J2から這い上がった今シーズン、ジュビロをもう一度J1で安定して戦えるチームにするために自分の100%の力を振り絞ってプレーしましたが、力及ばす降格してしまったことに大きな責任を感じています」
「3年前、プロに入ってから大した結果も出せず、正直伸び悩んでいた自分に声をかけていただきました。ジュビロに入ってからは毎年少しずつ成長して、今シーズンはJ1でも得点王争いができるまでに育ててもらいました。本当に感謝しています」
「自分はホームヤマハでの試合が好きでした。ボールがよく走ってプレーしやすい芝生と、ピッチとの距離が近く皆様の応援で一体感が生まれるサックスブルーのスタンド。今シーズンはヤマハでなかなか勝利することができず、皆様の声援に結果で応えることはできませんでしたが、この環境をホームとしてプレーできるのは幸せだなと毎試合思いながらピッチに入場していました」
「ずっとジュビロでプレーしたいという気持ちももちろんありましたが、今シーズン結果を出して得た自信をもってJ1優勝やタイトルにチャレンジしたい、もっと成長して高みを目指したいという思いから移籍することを決断しました。応援していただいたジュビロに関わる全ての皆様、3年間ありがとうございました! また2026シーズンにJ1の舞台で会いましょう」