社会保険料の支払いが負担に感じる人も多いだろう。投稿を寄せた30代女性は、趣味を通じて知り合った友人に、

「国民健康保険料を払ってない。年金も払ってない」

と言われて呆れたそう。なぜ滞納していたのだろうか。（文：林加奈）

「あなたは正社員で、給料から健康保険や年金が引かれるからやっかみでそう言うんだね」と的外れな返答

その友人について、「フリーターだからお金がないのかと思えば、趣味には数万でも費やすので、極貧というわけではないでしょう」と女性は推測している。

「言い分としては、『病気なんて滅多にしないから、医者に行く前に1ヶ月分払って保険証がきくようにしてから受診する、年金はあてにならないから貯金する……』というもの」

到底納得のいく言い分ではないし、未払いは許されない。女性はこう反論した。

「病気もケガも急な場合、特に事故などで市役所に行く暇がないまま救急搬送させられたら、そこで緊急手術にでもなって10割普段だったら大変です。ブラックジャック先生でも呼んだのかっていう価格になります。1ヶ月払えば健康保険を有効にしてくれる保証もありません」

そして年金については

「いくら貰えるからわからない、減るかもしれないとはいえ、物価スライドしてくれる大事なもの。年金を払ったうえで、いくら貰えるかわかったもんじゃないから貯金、ならわかるのだけど」

すると女性の意見を聞いた友人はキレ気味でこう言い放ったらしい。

「『あなたは正社員で、給料から健康保険や年金が引かれるからやっかみでそういうこと言うんだね』と言われたのです。馬鹿らしくなって、話を切り替えました」

女性はほかにもこの友人と考えが合わないところがあり、もともと友人の友人という関係だったことから疎遠になったという。これは今から10年ほど前の話だとし、

「ふと今、マイナ保険証になったら彼女は紐付けくらいはしたのだろうか？　などと思い出しましたが、確認する気はありません」

と、投稿を結んでいた。

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