ザークツィーを狙うユーヴェ、今冬の獲得は断念? マンUアモリム監督就任が転機に
マンチェスター・ユナイテッドに所属するオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの将来について、4日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。
今シーズン開幕前にボローニャからマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍を果たしたザークツィーは加入当初、エリック・テン・ハフ監督(当時)の下で出場機会を得ながらも開幕節以降ゴールネットを揺らすことができておらず、一部メディアでは構想外の可能性も報道。そんな同選手に関して、ボローニャ時代の恩師チアゴ・モッタ監督が率いるユヴェントスが、前線の補強として来年1月の移籍市場で期限付き移籍を画策していると伝えられていた。
しかし、11月にマンチェスター・ユナイテッドの新たな指揮官としてルベン・アモリム監督が就任すると、ザークツィーは以降リーグ全3試合に出場。フル出場を果たしたプレミアリーグ第13節エヴァートン戦では2得点の活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。
この状況に、同メディアはユヴェントスに対して「ルベン・アモリムの存在によって大きな障壁となる可能性がある」「彼(ザークツィー)を攻撃陣強化の重要なピースと見なしている」と移籍交渉に“向かい風”が吹くという見込みを示した。
また、アモリム監督とザークツィーの関係性については「ユナイテッドのユニフォームで最大限に活かすことができるという自信が高まっている」とも報じ、監督交代により転機が訪れたことを伝えている。