ミランが3発快勝! 指揮官は賛辞「攻守に美しいプレー。6〜7点入ってもおかしくなかった」
セリエA第14節が11月30日に行われ、ミランがエンポリを3-0で下した。パウロ・フォンセカ監督の試合後コメントを同日にイタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えた。
ミランは19分にアルバロ・モラタがゴール前のこぼれ球を押し込み先制に成功。44分にタイアニ・ラインデルスがハーフボレーを突き刺して2点リードで折り返すと、69分にはラインデルスが“ドッピエッタ”(1試合2得点)を達成。リーグ戦3試合ぶりの白星を掴み、首位ナポリと勝ち点差「7」の暫定7位に位置している。
フォンセカ監督はエンポリ戦後、「これが私たちの最も完璧なパフォーマンスかどうかはわからない。美しい試合をしたし、常にバランスが取れていて、攻撃も良かった」と選手たちのパフォーマンスを称賛した。
「(前節)ユーヴェ戦でも、守備がしっかりしていると感じたし、危険を感じたことはなかった。今日は守備でも攻撃でも美しいプレーができた。ゴールは3つだったが、6〜7点入ってもおかしくなかった。しかし、チームにはとても満足している。多くのものを作り出したし、全員がよく動いていた」
コッパ・イタリアのサッスオーロ戦を挟んで、次節は2位アタランタと激突する“ロッソネリ”。「似た性質のチーム」であるエンポリを下したフォンセカ監督は「アタランタをすでに研究している」と自信を示す。「マンツーマンでマークしてくるチームに対して、(GKマイク・)メニャンは攻撃の起点となる決定的な選手なんだ」と、守護神が攻守においてキーマンとなっていることを明かした。
公式戦では3週間ぶり、リーグ戦では2カ月ぶりに得点を記録したモラタについては、「心配したことは一度もない。チームの模範となる選手だ」と信頼を強調したフォンセカ監督。指揮官はユヌス・ムサやユスフ・フォファナのパフォーマンスにも高評価を与え、マッテオ・ガッビアに対しては「重要なリーダーシップを発揮する素晴らしいプロフェッショナル」と惜しみない賛辞を送っている。