ボタフォゴが初のリベルタドーレス制覇! 開始直後に退場者も…フッキらアトレチコ・ミネイロ下す
コパ・リベルタドーレース決勝が11月30日に行われ、アトレチコ・ミネイロとボタフォゴが対戦した。
ブラジル勢同士の対戦となった決勝。アトレチコ・ミネイロでは東京ヴェルディやポルトなどで活躍したフッキ、ボタフォゴでは元マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・テレスやブラジル代表FWルイス・エンヒキらが先発に名を連ねた。
試合開始早々の30秒、ボタフォゴがいきなり退場者を出す。グレゴレの足を高く上げたプレーが相手MFファウスト・ベラの頭部に入り、危険なプレーで一発退場。試合のほとんどを数的不利で戦うことになった。
それでもボタフォゴは35分にルイス・エンヒキがゴール前のこぼれ球を押し込み先制に成功。44分にはA・テレスがPKを沈め、数的不利のボタフォゴが2点リードで折り返す。
ハーフタイムに3枚替えを敢行したアトレチコ・ミネイロは、後半開始早々の47分に1点を返す。フッキが左コーナーキックからアウトスイングのボールを送り、エドゥアルド・バルガスが頭で合わせて押し込んだ。
その後はアトレチコ・ミネイロが猛攻を仕掛けたものの、耐えたボタフォゴが試合終了間際にトドメの3点目を獲得。横浜F・マリノスやサンフレッチェ広島などでプレーしたジュニオール・サントスがチームに歓喜をもたらした。
3-1で勝利したボタフォゴはクラブ史上初めて南米王者に輝き、32クラブが出場するFIFAクラブワールドカップ2025の最後の出場枠を勝ち取った。
【スコア】
アトレチコ・ミネイロ 1-3 ボタフォゴ
【得点者】
0-1 35分 ルイス・エンヒキ(ボタフォゴ)
0-2 44分 アレックス・テレス(ボタフォゴ)
1-2 47分 エドゥアルド・バルガス(アトレチコ・ミネイロ)
1-3 90+7分 ジュニオール・サントス(ボタフォゴ)