三笘の先制弾もドローに…ブライトン指揮官がサウサンプトン戦を反省「容赦なく攻め続けなければ」
日本代表MF三笘薫が所属するブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督は、29日に行われたプレミアリーグ第13節サウサンプトン戦(1-1△)を振り返った。30日にクラブ公式サイトがコメントを伝えている。
直近の2試合を連勝し、3連勝を目指していたブライトンは、29分に三笘の2試合連続ゴールで先制したものの、後半に同点ゴールを許し、下位相手に勝ち点を取りこぼした。ヒュルツェラー監督は今回の結果を受け「失望もサッカーの一部だ。我々が勝利に値しなかっただけだ。そのため、我々は改善と努力を続け、次の試合でより良い結果を出すように努力しなければいけない」と、謙虚に試合を分析した。
続けて「90分間のパフォーマンスをもっと一貫性のあるものにし、さらに容赦なく攻め続けチャンスをモノにしなければいけない。前半で試合を決められたはずだ。後半に失点を許した理由は明確であり、安定感に欠けていた」とコメント。試合を通して安定感を保つ必要性を強調した。
しかし、3連勝を逃したことよりもパフォーマンスに納得がいっていないとし、「シーズン序盤のこの時期は結果よりもパフォーマンスに重点を置くべきだ。この試合は最高なパフォーマンスとは言えない」と、あくまでパフォーマンス重視としながら厳しめの評価を下した。
最後にスタジアムに駆け付けたサポーターに対しては「後半については謝罪したい。我々は自分たち自身に厳しくしなくてはいけない」と、満足のいくパフォーマンスを見せられなかったことを謝罪した。ブライトンは次節、12月5日に敵地でフルアムと対戦する。