田中碧が痛恨のファウルで決勝点PK献上、リーズ敗戦で首位浮上逃す…大橋祐紀も決定機がクロスバー直撃でゴールならず
チャンピオンシップ(イングランド2部)第18節が29日に行われ日本代表FW大橋祐紀が所属するブラックバーンと日本代表MF田中碧所属のリーズが対戦した。
ホームのブラックバーンは直近2試合を連勝し、3連勝でプレーオフ圏内浮上を目指す。大橋祐紀はスタメンに名を連ね、9月14日の第5節ブリストル・シティ戦以来のゴールに期待がかかる。
一方のリーズは、この試合で勝利すれば首位に浮上する大事な一戦。中2日が続く過密日程だが、田中碧はリーグ戦11試合連続スタメン入りを果たした。
試合は開始早々からブラックバーンに決定機。12分に右サイドからの浮き球のクロスに大橋が頭で合わせるも、クロスバーに直撃。跳ね返りを味方が狙うも枠外へと逸れた。
アウェイのリーズも決定機を決めきれずにいると、20分にブラックバーンが試合を動かす。10番ドランが右サイドを突破すると、ペナルティエリアに侵入し、後方から田中のチャージを受けて転倒。これがファウルの判定となり、田中は痛恨のPK献上となった。22分、このPKをトッド・キャントウェルが冷静に沈め、ブラックバーンが先制に成功する。
その後、両チーム譲らずに迎えた82分、リーズはコーナーキックからネットを揺らすもこれはオフサイドの判定で得点を認められず。このままブラックバーンが1点を守り切り、3連勝を飾り、1試合未消化ながらも8位に浮上した。一方、敗れたリーズは首位シェフィールド・ユナイテッドとの勝ち点差が『3』に広がることになった。
なお、この試合で大橋は63分までプレーし、田中はフル出場した。次節は12月7日に行われ、ブラックバーンは敵地でハル・シティと、リーズはホームでダービー・カウンティと対戦する。
【スコア】
ブラックバーン 1-0 リーズ
【得点者】
1-0 22分 トッド・キャントウェル(ブラックバーン)