【後編】娘のために頑張っただけなのに……!40万円の人気ブランドバッグがキッカケでトラブルに発展した50代女性の話
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近年、エルメスの人気バッグを求めて店舗、またはエルメス公式オンラインをチェックする「エルパト」が大ブームとなっています。そもそもエルメスの人気バッグ「バーキン」「ケリー」「ピコタン」などは、お店の顧客でない限り店舗に出向いて何度も確認しないと購入が厳しいと言われています。
今回の記事では、娘のために「エルパト」へと足を踏み入れたばかりに頭を抱えることとなった50代女性の体験談の【後編】です。
大学生の娘が、貯めたバイト代でエルメスのバッグを購入したいと言ってきた! 見栄を張るのはよくないと諭すものの、店舗の行列に並んでみて母がわかったこととは?
娘のために頑張ったのに、逆キレされて反撃
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「どうして、名古屋でも買えないの? 友達のお母さんは、サクッと紹介してもらえたみたいなのに……!」
娘の言葉に対し、妙子さんは「だって、興味なかったんだもの」と一言。
思い起こせば、妙子さん自身オシャレより旅行、習い事に関心があったため、あまり服飾やジュエリーにはお金をかけてこなかったそう。ただ、娘の一言を聞いて初めて「そういえば、何で私オシャレに興味がなかったんだろう?」と我に返ったと、妙子さんは語ります。
すると次女は「なんで、オシャレに興味がなかったの? お母さんって、昔からオシャレに無頓着だよね。私の友達のお母さんは、みんな凄いオシャレな人ばかりなのに。それにエルメスだって、昔なら価格も今のように上がっていなくて、もっとすぐに手が入ったみたいなのにさ。お母さん、どうして若い時にハイブランドのバッグを買っていなかったのよ! お母さんが若い時に買ってさえいれば、お母さんも私も店舗を梯子しなくて済んだのに!」
次女の言葉を聞くなり、妙子さんもカチンときたのだとか。
思わず妙子さんは、次女に「あなたのために頑張ってお店に何度も出向いたというのに、感謝やお礼もできない子に育てた思えはありません」と、冷たく突き放したそうです。
そもそも忙しい時間をぬって、無理をしてお店を回ってきたのにも関わらず、次女からは「いつもありがとう」や「ごめんね」の一言も貰えません。そのことに気づいた妙子さんは、次女は人に何かをしてもらった時に「感謝」や「お礼」を言えない子になりかけているのでは、と焦りを感じたとか。「それは、娘にとってよくないのでは?」と気づいたそうです。
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エルパトでの親子喧嘩をきっかけに、子どもとの接し方を考え直すように
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妙子さんが冷たく突き放すと、次女の言葉はピタッと止まったのち「もう、いいわ」と一言いって電話を切ったとのこと。しかし、その翌日に娘から「昨日はごめんなさい。私のために、色々とありがとう。もう頼まないから、気にしないで」と連絡がきたそうです。
妙子さん自身も、次女を突き放した時は「ちょっと言い過ぎたかしら……。でも、甘やかしすぎても本人のためにならないし」とぐるぐる考えを巡らせて悩んだそうです。でも、翌日に娘からお礼と謝罪の言葉を聞いて、とても嬉しかったと妙子さんは語ります。
あれから、妙子さんがエルメスを回ることは二度となくなりました。
ただ、あの経験がきっかけで次女が親に甘えすぎないようになったこと、そして親が甘やかしすぎなくなったこと、次女が親に「お礼や感謝」を伝えられるようになったそうです。子どものためを考えると、何でも聞いてあげるのではなく「ダメなことは、子どものためにしっかり叱ること」が大切なのかもしれませんね。
とも(さっさと憲法改正しなきゃね~遅すぎ!!)
11/29 20:46
ニューヨークと同じく、富裕層しか住めない東京都に…!?