迫力あるサウンドとインテリアに溶け込むデザインのスピーカー、Boseから
Bose Professionalは11月20日に、スピーカー「EdgeMax」シリーズの薄型モデル「EM90-LP」(水平90°モデル)および「EM180-LP」(水平180°モデル)の、日本での出荷を開始した。
「EM90-LP」(左)と「EM180-LP」
●パワフルなサウンドを再生
「EdgeMax」シリーズは、露出型スピーカーによる迫力あるサウンドと、天井埋め込み型スピーカーのインテリアに溶け込むデザインを融合させることで、他の天井埋め込み型モデルでは実現できない性能を発揮するスピーカー。
独自のPhaseGuideテクノロジーによって、部屋の周辺部から中心に向けて音を放射する、垂直方向に非対称のカバレージパターンを提供するとともに、高域用コンプレッションドライバーとハイエクスカーションウーファーの2Way構成で、音楽再生とマイク拡声どちらでも優れたオーディオ品質を実現した。
カバレージは、部屋のコーナーへの設置に適した90°の水平カバレージと、壁際の設置に適した180°の水平カバレージの2種類から選択が可能で、ニアフィールドにもワイドカバレージにも対応している。また、壁際に設置することによって、反響を利用した迫力のある低音を実現する。
さらに、ローインピーダンス/ハイインピーダンスのどちらにも対応する、バイパスできる70/100Vのトランスフォーマーを搭載し、クイックホールドスプリング式のマウントアームによって、開口に押し込むとアンカーがスナップして仮ホールドするので、両手を離して設置が可能で設置の手間が軽減される。ほかにも、スピーカーグリルはマグネットキャッチ式なので、フロントの配線ターミナルやタップ設定などへ簡単にアクセスできる。
今回、日本での出荷が開始された「EdgeMax-LP」モデルは、天井裏のスペースが狭く設置条件の厳しい小規模な空間向けに設計されており、10cmの浅いバックカンによって天井裏にスペースのない場合や制限のある部屋に、80°の垂直カバレージで天井が低い部屋に対応する。