「胸が張り裂けそう」 悲しそうな表情の保護犬 視線の先には…?
アメリカのフロリダ州にある動物保護施設『ヒューメイン・ソサエティ・ブロワードカウンティ』。
この施設がInstagramに投稿した犬の動画に反響が上がりました。
2歳のシャーデーちゃんは野良犬として発見されたのだそう。
保護された時はガリガリに痩せていて、まるで骨と皮だけのような状態だったといいます。
シャーデーちゃんを見つけた親切な人は、自らが里親になりたいと思ったのだとか。
しかし頻繁に旅行をしなくてならず、飼うことができないため、施設に連れて来たのです。
優しい性格のシャーデーちゃんは人懐っこくて、散歩や抱っこされるのが好きなのだそう。
ところが動画に映っていたのは、見ていて心が痛むシャーデーちゃんの姿だったのです。
隣の部屋にいた子犬たちに家族が決まり、施設を出ていく様子を見ているシャーデーちゃん。
撮影しているスタッフを見つめる表情は、とても悲しそう。
「シェルターでもう一夜過ごしながら、子犬たちが養子縁組していくのを眺めている…家を夢見て」とキャプションがついたこの映像は、見た人の涙を誘いました。
・悲しそうな顔をしているね。なんて美しい犬。この子には家族が必要だ。
・この動画を見たら、胸が張り裂けそうになった。
・お願い、誰かこの子を連れて帰ってあげて!
悲しそうなシャーデーちゃんの動画には、39万件を超える『いいね』が集まりました。
そしてこの投稿が注目された結果、3日後にシャーデーちゃんに里親が決まったのです!
先に投稿された、子犬を見つめるシャーデーちゃんの動画には「不公平です。悲しいことに、これは多くの成犬の現実なのです」とつづられていました。
子犬はすぐに引き取られますが、「成犬は家族を見つけるのに何か月も待たなくてはならない」といいます。
目の前で施設を出ていく子犬たちを、シャーデーちゃんはどんな気持ちで見ていたのでしょう。
やっと自分の家族ができたシャーデーちゃんが、これからはたくさん愛されて幸せに暮らせるといいですね。
[文・構成/grape編集部]