『予約炊飯』するなら気を付けて! ふっくら炊く方法に「水加減調節する」
お米を炊く時に必要な工程の1つが『浸水』。
お米に水を吸わせることによって、粘り気のあるふっくらとしたごはんに仕上がります。
しかし浸水には時間が必要なため、「浸水不要でおいしくごはんを炊く方法はないのか」と考える人もいるでしょう。
三菱電機は公式サイトで、浸水せずにおいしいごはんを炊く方法を解説していました。
炊飯器の機能を活用すれば浸水不要!
炊飯器をはじめとする家電製品を取り扱う企業、三菱電機の公式サイトでは、お米の浸水について以下のように回答していました。
『炊飯工程』の中にお米に水を吸水させる「予熱工程」を設けているので、水にひたさなくても、すぐに炊飯できます。
三菱電機 ーより引用
多くの炊飯器には『浸水』の工程が組み込まれているため、基本的に浸水する必要はないとのこと。今すぐごはんを炊きたい時には大変便利です。
一方、予約炊飯の場合は必然的に浸水時間が発生してしまうため、炊き上がったごはんがやわらかく仕上がる可能性があります。予約炊飯をする際は、吸水時間やお米の種類による吸水具合を考えて水量を調節するといいでしょう。
使用している炊飯器に『予熱工程』や『吸水工程』が設けられているかは、取り扱い説明書を確認してください。
浸水が必要な場合は…
※写真はイメージ
予熱工程や吸水工程が組み込まれていない炊飯器の場合は、炊飯ボタンを押す前に浸水が必要です。
浸水時間は以下を目安にしてみてください。
夏:20〜30分
冬:60〜90分
春・秋:45分
水温によって浸水のスピードが変わるので、上記を目安に季節に合わせて浸水時間を変えてみましょう。
また実際に浸水させたものを食べた時に、「やわらかい」「硬い」と感じる場合は、好みの食感に合うよう浸水時間を調整してください。
「正しい水分量でごはんを炊いているのに、仕上がりがやわらかい…」と感じる場合は、もしかしたら不要な『浸水』をしているからかもしれません。
浸水時間が不要であれば、家事の負担も減らせます。
一度、使っている炊飯器の説明書を確認し『予熱工程』もしくは『吸水工程』が組み込まれているか確認してみてください。
[文・構成/grape編集部]
出典 三菱電機