アーセナルがプレミアリーグ5戦ぶり白星! 勝ち点で並ぶN・フォレストに3発快勝
プレミアリーグ第12節が23日に行われ、アーセナルとノッティンガム・フォレストが対戦した。
今季もアーセナルは開幕直後から上位争いに名を連ねているものの、プレミアリーグでは4戦、チャンピオンズリーグ(CL)やカラバオ・カップ(EFLカップ)も含む公式戦では3戦未勝利という状況でインターナショナルマッチウィークに突入した。10月5日に行われた第7節サウサンプトン戦(○3-1)以来、プレミアリーグで5試合ぶりの白星を狙う一戦では、今季ここまで5勝4分2敗の成績を残して、アーセナルと勝ち点「19」で並んでおり、現在5位と好調のノッティンガム・フォレストをホームに迎える。
試合のスコアは序盤の15分に動く。アーセナルは左サイドから仕掛けたレアンドロ・トロサールの折り返しを、マルティン・ウーデゴーアがダイレクトで狙ったが、ここは相手にブロックされる。それでも、こぼれ球を回収したジョルジーニョが右へ散らすと、ペナルティエリア内右のブカヨ・サカへボールが渡る。背番号7はウーデゴーアとのワンツーからうまく相手の守備網をかいくぐり、カットインから左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。“エース”の一撃で、アーセナルが先手を取っている。
1点をリードしたアーセナルは、その後もサカやウーデゴーアを中心に、ガブリエウ・ジェズスやトロサールらもゴールに迫る場面を作りながら、前半のうちに追加点は生まれず、1-0で後半へ折り返す。すると52分、後半開始と同時に投入されたトーマス・パルティが、サカからの落としを受け、ボックス手前右寄りの位置から右足一閃。狙い澄ましたミドルシュートを沈め、アーセナルが後半立ち上がりの時間帯にリードを広げた。
アウェイで難しい展開を強いられたノッティンガム・フォレストは、ニコラ・ミレンコヴィッチやライアン・イェーツらがフィニッシュまで持ち込むシーンを作れど、良い状態でゴールを脅かすシーンは少ない。アーセナルの2点リードで終盤に突入すると、86分には敵陣中央右寄りの位置で前を向いたイーサン・ヌワネリが、ラヒーム・スターリングとのパス交換から左足で仕留める。ヌワネリにとって待望のプレミアリーグ初ゴールが生まれ、17歳の“逸材”の一撃でアーセナルがトドメを刺した。
試合はこのままタイムアップ。インターナショナルマッチウィーク前、負傷者が続出していたこともあり、アーセナルは難しい戦いを強いられていたが、悪い流れを断ち切るような快勝を飾った。対するノッティンガム・フォレストは今季初の連敗を喫している。
この後、アーセナルは26日にCL・リーグフェーズ第5節で守田英正が所属するスポルティングとのアウェイゲームが控えており、30日には次節のプレミアリーグでウェストハムの本拠地に乗り込む。一方で、ノッティンガム・フォレストは30日にホームでイプスウィッチと対戦する。
【スコア】
アーセナル 3-0 ノッティンガム・フォレスト
【得点者】
1-0 15分 ブカヨ・サカ(アーセナル)
2-0 52分 トーマス・パルティ(アーセナル)
3-0 86分 イーサン・ヌワネリ(アーセナル)