「商店街ちゃうやん」浅草に誕生“日本一長い商店街”にツッコミ
東京・浅草で20日、日本一長い商店街の発足式が行われた。東京・台東区の国際通りに連なる4つの商店街が1つにまとまり、大きな商店街に。約3キロに及ぶ「東京国際通り振興会」が誕生した。
国際通りのうち、言問通りから浅草通りまでの「浅草国際通り商店街連合会」(約850メートル)、国際通りの北側にある「一葉桜開運振興会」「一葉桜国際通り振興会」(計約1.3キロ)、南側にある「蔵前商店街」(約800メートル)を足して日本一長い商店街となった。
これまで日本一長い商店街といえば、全長約2.6キロの大阪にある天神橋筋商店街だった。今回、日本一の座からの陥落を受け、SNS上では「三ノ輪から蔵前は無理ありすぎるだろ」「これはちょっとインチキ」「商店街ちゃうやん」など、異論を唱える人も多かった。
「天神橋筋は、ほぼ1本のまっすぐな線でアーケード商店街になっているのに対し、東京国際通り振興会はアーケード部分もあれば、道路脇に商店があるだけの部分もあり、つぎはぎ感が否めない。そんなところが反感を招いたと思います」(ウェブライター)
どちらが本当の日本一かはともかく、東京の国際通りが認知度を上げていくことに期待したい。
(鈴木十朗)