落語家の桂雀々さん急逝 64歳「信じられない」「まだお若いのに」

2024年11月22日、落語家の桂雀々さんが亡くなったことが分かりました。64歳でした。

所属事務所の株式会社ラルテによると、糖尿病からの肝不全により、同月20日に亡くなったとのこと。

葬儀は近親者のみで執り行われたそうで、後日『お別れの会』を予定しているといいます。

弊社所属落語家 桂雀々は、糖尿病からの肝不全により、去る11月20日、64歳で永眠いたしました。入院中も最後まで高座復帰を目指し療養に努めて参りましたが、残念ながらその願いは叶いませんでした。

これまで多くのお客様、また関係者の皆様に愛され親しまれ、幸せな落語家人生であったと存じます。

株式会社ラルテ ーより引用

1977年に故・桂枝雀さんに入門し、『桂枝雀独演会』で初舞台を踏んだ、雀々さん。

落語のほか、テレビドラマや映画、舞台など、多方面で活躍していました。

芸暦40周年を記念して行われた公演では、お笑いタレントの明石家さんまさんや、ミュージシャンの桑田佳祐さんが出演したことで大きな話題に。

2020年には、映画監督の山田洋次さんが原作・脚本を務めるドラマ『贋作 男はつらいよ』(NHK BSプレミアム)で車寅次郎を演じたことも、記憶に新しいでしょう。

2024年11月15日には、糖尿病により入院し、年内出演予定の落語会を休演すること、復帰に向けて療養中であることが発表されていました。

突然の別れに、ネットでは悲しみの声が広がっています。

・まだお若いのにビックリ…。たくさん大笑いさせていただきました。

・ショックすぎる。いつも元気をいただいていて、大好きでした。

・ウソでしょ。あまりにも早い…。

たくさんの笑顔を届けてきた雀々さんの姿は、多くの人の心に残り続けることでしょう。

ご冥福をお祈りいたします。

[文・構成/grape編集部]

出典 株式会社ラルテ

2024/11/22 14:19

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