「正直すべてが違った」 遠藤航がプレミアへの適応に言及…憧れた選手も明かす
リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航が、プレミアリーグの公式YouTubeチャンネルに出演した。
現在31歳の遠藤は、湘南ベルマーレや浦和レッズ、シント・トロイデン、シュトゥットガルトを経て、2023年8月にリヴァプールに加入し、昨季は公式戦43試合に出場するなど、主力として活躍した。今夏にユルゲン・クロップ前監督が退任し、アルネ・スロット監督が就任した今季は出場機会が減少。公式戦ここまで8試合に出場しており、プレミアリーグでは5試合に出場しているが、スタメン出場はなく、先発での出場はカラバオ・カップでの2試合のみとなっている。
そんな遠藤はプレミアリーグの公式YouTubeチャンネルに出演し、エレクトロニック・アーツ株式会社(EA SPORTS)が開発したサッカーゲーム『EA Sports FC 25』に絡めた様々な質問に英語で回答。その中でプレミアリーグにどのように適応してきたかと問われた同選手は次のように言及した。
「正直、すべてが違った。とても速く、フィジカル的にも厳しい。とてもハイテンポで激しい。それがプレミアリーグだね。僕にとって最も重要なことはプレミアリーグでの試合にプレーし続け、すべてのセッションでしっかりとトレーニングをすることだ」
「僕はここリヴァプールにいて、たくさんの質の高い選手たちがいる。彼らと一緒にトレーニングをすることは、僕がプレミアリーグに適応するためにとてもいいことなんだ」
また、自身が憧れていたプレミアリーグの選手については「(ハビエル・)マスチェラーノ」と明かした遠藤はその理由についても次のように語った。
「彼は6番としてもディフェンダーとしてもプレーした。身長は高くなかったけど、ミッドフィルダーとしてもセンターバックとしても両方でプレーできた。僕も幼い頃はディフェンダーで、身長の高いセンターバックではなかったから、彼の試合をよく見ていた」
かつてマスチェラーノ氏もリヴァプールでプレーしていたことから、同じようにプレーできていることには「僕にとっては夢が叶ったようなものだね。僕は子どもの頃にプレミアリーグの試合をたくさん見ていたし、プレミアリーグの選手になることを夢見てきた。そのことは想像もできなかったけど、とても嬉しいよ」と喜びを口にした。
また、日本人選手としてプレミアリーグでプレーしていることはどのような影響があるかという問いに遠藤は「日本のサッカーにとってとてもいいことだと思う」と返答しながら、自身の見解を明かした。
「誰もが子どもの頃から見ていたと思うけど、今は日本の選手にも興味が持たれていると思う。なぜなら、僕も昨シーズンに来たし、それに多くの選手がプレミアリーグにやってきて、いいプレーをしている。だから、日本のサッカーにとっては本当にいいことだと思うよ」