キッチンの『ぬめり』が気になるなら? 便利アイテムに「すぐ買いに行く」
キッチンシンクにはさまざまな汚れが発生します。
特に、掃除してもなかなか取り除けない汚れが排水口周りの『ぬめり』です。
環境美化用品メーカー『TERAMOTO(以下、テラモト)』の公式サイトでは、キッチンシンクをきれいにする掃除方法を紹介しています。
その中から、『ぬめり』を効果的に除去する方法を詳しく見ていきましょう。
シンクに発生する『ぬめり』の正体とは?
まずは、ぬめりの原因について確認しておきましょう。
ぬめりとは、細菌やバクテリアなどが増殖する際に発生する『バイオフィルム』と呼ばれる膜です。
調理する時や食器洗いをする時に出る油汚れや生ゴミ、食べカスなどがシンクに残り、放置することで発生します。
細菌やバクテリアは油分や食べカスなどを養分とするため、どんどん増殖してしまうのです。
シンクの中でも、排水口や三角コーナー、スポンジ置き場など水分がとどまる湿った場所に発生しやすいといわれています。
ぬめり汚れを放置すると、汚れが目立って見た目が悪いだけでなく、悪臭や排水口の詰まりの原因にもなりかねません。
キッチンシンクのぬめりを除去する方法
※写真はイメージ
ぬめり汚れの多くは酸性の性質を持つため、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性の洗剤を使うと効果的に掃除できます。
重曹をぬめり汚れに直接振りかけたり、セスキ炭酸ソーダをスプレーにして使ったりする方法が有効です。
アルカリ性スプレーの作り方
重曹スプレーは、100㎖程度の水に重曹小さじ1を混ぜて作ります。
セスキ炭酸ソーダスプレーは、500㎖程度の水にセスキ炭酸ソーダ小さじ1~2を溶かせば完成です。
中にはアルカリ性の性質を持つぬめり汚れもあるため、重曹やセスキ炭酸ソーダでは汚れを十分に落とせないこともあります。
その場合は、酸性のクエン酸スプレーを使ってみてください。
アルカリ性スプレーを使った掃除方法
『テラモト』の公式サイトでは、重曹スプレーとセスキ炭酸ソーダスプレーを使ってぬめり汚れを取り除く方法を紹介しています。
1.ぬめりが気になる場所に、スプレーをまんべんなくたっぷりかける。排水口カバーやゴミ受けを取り外し、それぞれに直接かけて、15分ほど放置する
2.熱めのお湯にクエン酸を溶かし、スプレーをかけた排水口や各部品にかける
3.泡が発生するのを待ち、5分~20分ほど置いてから洗い流す。水でもよいがお湯で洗うとより効果的
4.しっかりと水気を拭き取る
TERAMOTO ーより引用
ぬめりが気になったら、上記の方法を試してみましょう。
ぬめりは見た目や感触が悪いだけでなく、悪臭の原因になったり雑菌の繁殖により黒カビが発生したりすることもあります。
正しい方法で掃除して常にきれいな状態を保ちましょう。
[文・構成/grape編集部]
出典 テラモト