汚れが落ちやすくなるって知ってた? 洗濯するなら… 「意外」「逆かと思った」

お風呂の残り湯を洗濯に使えば、水道代の節約にもつながります。しかし、洗濯物に汚れが付いてしまうのではないかと心配になる人もいるでしょう。

お風呂の残り湯を洗濯に使うメリットと注意点を紹介します。

お風呂の残り湯を洗濯に使うメリット

東芝ライフスタイル株式会社(以下、東芝ライフスタイル)の公式サイトによると、お風呂の残り湯は洗濯に使ってよいとのこと。

ただし、入浴剤を使っている場合は、入浴剤の種類や成分によっては洗濯に使えない場合もあるのだそうです。入浴剤パッケージの注意書きを確認して判断しましょう。

さらに、お風呂の残り湯を洗濯に使うメリットを詳しく見ていきましょう。

汚れが落ちやすくなる

基本的に、汚れは冷たい水よりもお湯のほうが落ちやすくなるといわれています。入浴直後の残り湯は40℃程度あるため、汚れ落ちが期待できるでしょう。

特に水道水の温度が低い季節は汚れが落ちにくくなるので、残り湯を使うのがおすすめです。

節水できて環境にも優しい

お風呂の残り湯を洗濯に再利用すれば、節水ができます。洗濯も浴槽にお湯をためるのも週に数回という場合は、それぞれのタイミングを調節すれば、うまく残り湯を利用できて節水効果も期待できるでしょう。

水道代の節約になるだけでなく、環境に優しいというメリットもあります。

お風呂の残り湯を洗濯に使う際の注意点

残り湯での洗濯

※写真はイメージ

残り湯を洗濯に使う場合のメリットだけでなく、注意点も紹介しています。

(1)風呂水が汚れている場合、洗濯物に汚れが付く場合があります。

(2)ふろの残り湯は45℃以下のものをお使い下さい。

東芝ライフスタイル ーより引用

衣類をきれいにするための洗濯で、さらに汚れしまっては本末転倒です。

残り湯を洗濯に使う場合は、できるだけお湯を汚さないように入浴しましょう。例えば、身体をしっかり洗ってから湯船に浸かるようにしたり、浴槽に浮いている汚れは除去したりしましょう。

また、浴槽を使わない時はフタを閉めてホコリや汚れが入らないようにすることをおすすめします。

残り湯は時間が経つほどに雑菌が繁殖してしまうため、なるべく早く残り湯を使うようにしましょう。

ただし、温度が高すぎると洗濯機や衣類にダメージを与える可能性があります。必ず45℃以下のお湯を使用してください。

デリケートな素材の衣類の場合は、お湯の温度が高いと縮んだり色落ちしたりしてしまう恐れが。洗濯表示を確認し、お湯の温度には気を付けましょう。

お風呂の残り湯を洗濯に使うメリットと注意点を紹介しました。温かいお湯を使うことで洗濯効果が高まり節水にもなります。残り湯を上手に利用して節水していきましょう。

[文・構成/grape編集部]

出典 東芝ライフスタイル

2024/11/22 9:17

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