ドラム式洗濯機内ではヤメテ 企業の注意喚起に「ダメなの?」「そんな…」
衣類の頑固な汚れを落としたい時に効果的なのが、『つけ置き洗い』です。
バケツや洗面器を用意して行うのが一般的ですが、わざわざ用意するのが面倒だと感じる人も多いはず。
洗濯の工程を1つでも少なくするため、「洗濯機内でつけ置きできたらいいな」と思ったことはありませんか。
しかし洗濯機の種類によって、つけ置きの可否や方法が異なるそうです。
そこで本記事では、家電メーカーとしておなじみの株式会社日立製作所(以下、日立)の公式サイトに掲載されている、つけ置き洗いにまつわる情報を紹介します。
ドラム式洗濯機ではつけ置きNG
ドラム洗濯機でのつけ置き洗いについて、日立は公式サイトで以下のように回答しています。
ドラム式は、少ない水で洗濯することと、ドアを開閉すると水がこぼれてしまうため、つけおき自体ができません。
日立 ーより引用
洗濯槽のサイズが大きく、余裕を持ってつけ置きできそうに感じられますが、洗濯槽が横向きになっているため、水が入った状態ではドアの開閉ができません。
ドラム式洗濯機を使用している場合は、バケツや洗面器であらかじめつけ置き洗いをしてから、洗濯機に衣類を投入しましょう。
縦型洗濯機はつけ置きOK
※写真はイメージ
一方縦型洗濯機は上部にふたがあり、たっぷりの水を使って衣類を洗うため、洗濯槽でのつけ置きが可能です。
日立公式サイトによると、同メーカーの製品にはつけ置き専用のコースや機能を搭載したモデルもあるとのこと。専用コースが付いていないタイプでも、手動で水量を調整すれば問題なくつけ置きできます。
ただし縦型洗濯機でつけ置き洗いをすると、洗剤カスが付着しやすくなり、黒ずみや黄ばみの原因になることもあるそうです。洗濯後のトラブルにまで意識を向けるのであれば、ドラム式と同様にバケツや洗面器を使ってつけ置きするのがよいでしょう。
洗濯槽内でつけ置きできるかどうかは、ドラム式と縦型どちらの洗濯機を使っているかによっても異なります。
縦型洗濯機からドラム式への買い換えを検討する場合は、両者のメリット・デメリットを把握しておきましょう。
[文・構成/grape編集部]
出典 日立