「本来であれば代表追放」指摘も…八村塁がヘソを曲げたバスケ協会の弱腰すぎる“右往左往”
NBAレイカーズの八村塁による日本バスケットボール協会(JBA)への批判が波紋を広げている。
八村は11月13日(日本時間14日)の試合後の会見で、「日本代表のやり方というか、あまり僕としては嬉しくないところがある」「少しお金の目的があるような気がする」などとJBAへの不満を漏らした。そればかりではない。JBAが続投を決めたばかりのトム・ホーバス監督についても「プロとしてコーチをやっていたことある人になって欲しかった。僕としては残念」と異議を唱えたのである。
「本来であれば代表チームから追放されてもおかしくはない発言ですが、JBAはドタバタ。JBA副会長でもあるBリーグ島田慎二チェアマンは『この状況が残念』としながら、『代理人のワッサーマンを通じて事実確認をしている』と、図らずもJBAは八村本人のみならず、いまだにマネジメント事務所ともコンタクトが取りづらい状況を露呈した形になりました。何とも情けない話です」(夕刊紙記者)
結局、20日にはJBAの渡辺信治事務総長が取材に応じ、八村の代理人とのオンラインミーティングで確認した内容を説明。
「パリ五輪前に日本で行われた強化試合に八村は出場しなかった。この欠場の発表が試合当日だったことから“ドタキャン”扱いされたわけですが、八村側は代表合流前から伝えていたという。渡辺事務総長は『ミスコミュニケーション』としていましたが、発表を引っ張ったのが八村には『お金の目的』に見え、ヘソを曲げたということです」(前出・夕刊紙記者)
渡辺事務総長は「(八村は)日本のバスケットボール界にとって重要で大切な選手。非常に重く受け止めている」としているが、どうもJBAの弱腰ぶりが際立つ今回の騒動なのである。
(小田龍司)