まさかハサミで切ってる? これから結束バンドは「こう切る!」
荷物の固定や、DIYで活躍する結束バンド。長さも調整できる点が便利ですが、不要な部分はハサミで切っているという人が多いのではないでしょうか。
しかし、ハサミで切ると切り口が鋭利になり、指を切ってしまいそうになることも。
そんな結束バンドですが、ハサミではないあるものを使うと、安全に切れるので紹介します。
結束バンドを安全に切る方法
比較するために、まずはハサミで切ってみます。結束バンドは種類によっては硬く、ハサミで切る時に力がいることもありますよね。
こちらがハサミで切った結束バンドです。端がとても鋭利になってしまいました。
特に角は、肌に触れたら傷ができそうなほど尖っています。
そこで、安全に結束バンドを切るために使うのが、爪切り!
比較しやすいように、爪切りで切るほうは黒の結束バンドを用意しました。
爪を切る要領で、パチンと結束バンドを切ります。思ったほど力がいらず、簡単に切ることができました。
爪切りで切った断面がこちら。先ほどの白い結束バンドと比較すると、断面のところが若干丸みを帯びているのが分かりますか。
爪切りは、肌を傷付けないように刃の先端に少し丸みをつけてあります。そのため、結束バンドの断面もハサミほど鋭利な切り口にはならず、やや丸くなるのです。
並べて比較してみても、ハサミで切った白の結束バンドのほうが、断面や角が鋭利になっています。
ハサミで切ったほうをそっと指で触ってみたところ、角が尖っているので、チクチクと感じます。
軽く触れた程度なので問題ありませんが、勢いよく肌に触れたらケガをしそうです。
続いて爪切りで切った結束バンドに触れてみます。
多少の尖りは感じるものの、ハサミで切ったものほど鋭利ではないので、肌に触れた刺激も少なめです。
切り口の鋭利さをバナナの皮で確かめてみましょう。
切り口をギュッと皮に当てていきます。バナナの皮は傷が付くと茶色く変色するので、少し時間を置いて皮の様子を観察しました。
ハサミで切ったほうは、結束バンドの後がはっきり分かります。
結束バンドはハサミで切ると断面が鋭利になりますが、爪切りで切ることで比較的、安全に処理できました。
とはいえ、「爪切りでも切りにくい…」と感じたら、無理をせずに専用グッズを使ってくださいね。
[文/キジカク・構成/grape編集部]