「白いはちみつ」購入でウガンダにトイレを届けよう。世界の衛生問題改善を支援
コンフロントワールドは、11月19日(火)の「世界トイレの日」に合わせて、新たなプロジェクトを実施中。
キルギスの特産品である「白いはちみつ」を購入すると、売上の一部がウガンダの農村部でのトイレ建設に活用されるという取り組みだ。
国際協力NGOによるプロジェクト
コンフロントワールドは、「不条理の無い世界の実現=生活と権利が保障され、誰もが自分で未来を決められる社会の実現」を目的に、日本・アフリカで活動する国際協力NGO団体。
コンフロントワールドのミッションは、「紛争・貧困などによって困難な状況にある人々の自律を後押しする」、「情報と選択肢を届け、人々の社会貢献を後押しする」こと。学生・社会人スタッフが力を合わせ、ウガンダ共和国での水衛生支援(貯水タンク建設・トイレ建設・石鹸生産)、タンザニア連合共和国での教育支援(小学校の建設・保育施設の経営支援)、ペルー共和国の刑務所発ファッションブランドの日本販売などを行っている。
国連が制定する「世界トイレの日」
11月19日は、2013年に国連により制定された「世界トイレの日」。この日は、トイレにアクセスできない15億人以上の人々の現状を世界中で共有し、衛生問題の改善を呼びかける日だ。
適切なトイレが無い環境では、バケツやビニール袋に排便したり、屋外で排泄したりしている。排便には、病気を引き起こす細菌がたくさん含まれている。トイレが無いところでは、細菌たちがさまざまな所から体内に侵入してしまうことなどが原因となり、免疫力の弱い子どもたちは下痢を発症し、1日に1,300人以上が命を落としてるという。
病気のリスクが高まり、特に子どもたちの健康が深刻に脅かされている現状、トイレにまつわる問題を世界中で考え、少しでも改善していくため、2013年に国連は毎年11月19日を「世界トイレの日(World Toilet Day)」と定めた。
「世界トイレの日」の詳細は、下記のユニセフ「世界トイレの日」プロジェクトを参照してみてほしい。
キルギスの特産品「白いはちみつ」
キルギスは「中央アジアのスイス」と称される美しい自然に恵まれた国で、そこで採れる「白いはちみつ」は非常に貴重な特産品だ。
「白いはちみつ」は、標高の高い山地で育つシナノキやクローバーの花から採取され、バニラのような香りとクリーミーな口当たりが特徴。現地では「自然の宝石」とも称され、多くの愛好者に親しまれている。
収益の一部を寄付
今回のプロジェクトでは、「白いはちみつ」の購入を通じて、ひとり親家庭やエイズで苦しむウガンダの家庭に衛生的なトイレを提供するもの。
トイレのない生活は、家族の健康と尊厳を脅かすだけでなく、病気のリスクも高めてしまう。トイレがあることで安心して生活できる環境が整い、病気のリスクも軽減されるだろう。
キルギスの特産品「白いはちみつ」である「エスパルセットホワイトハニー」は、キルギスから直輸入したもので、1つの購入につき¥200が寄付され、トイレ建設支援に充てられる。
同プロジェクトでは、「エスパルセットホワイトハニー」を購入すると支援活動に加わることができ、ウガンダの困難な状況にある家族の生活改善に役立てられるという仕組みだ。
プロジェクトの内容や「エスパルセットホワイトハニー」が気になる人は、コンフロントワールドの公式サイトから支援活動に参加してみては。
コンフロントワールド公式サイト:https://confrontworld.org/
ユニセフ「世界トイレの日」プロジェクト:https://worldtoiletday.jp/
(鈴木 京)