清野菜名主演、月9「119エマージェンシーコール」1月放送
来年1月期放送の月9ドラマは、清野菜名主演「119エマージェンシーコール」に決定した。
本作は、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちの“現実(リアル)”を描く完全オリジナルストーリーのドラマ。
いつ、どこでかける状況が訪れるか分からない119番通報。その緊急通報に応答し、適切に救急車、消防車の出動を指令するのが指令管制員(ディスパッチャー)たち。様々なスキルを持った消防・救急のスぺシャリスト集団である彼らが、通信技能と医療知識を駆使して、危機に瀕した命を繋ぐために、日々、声を聞き声で救っている。
しかし、多々発生するいたずら電話の対応にも時間を割かれ、緊急を要する119番通報では理不尽に怒鳴られ、ののしられることは日常茶飯事。そして、いつ来るか分からない巨大災害や大事故、パンデミックに対する覚悟も求められ、常に極限の緊張感にさらされた職場であると言っても過言ではない。
清野が演じるのは、横浜市消防局・司令課3係の指令管制員(ディスパッチャー)・粕原雪。銀行で働いていたが、あるきっかけで消防士の採用試験を受け、現場勤務を経て、自ら司令課への異動を希望。消防司令センターの中では最も日が浅い新人だ。
過去に、家が火事になったことがあり、その際に119番通報をしたのは雪だったが、その通報に対応した管制員の声に助けられたという思いがあり、自分もそのときのように通報者を少しでも安心させられる管制員になりたいと考えている。
清野がフジテレビ制作ドラマへ出演するのは、「おわらないものがたり」以来およそ10年半ぶり。フジテレビ制作のゴールデンプライム帯ドラマ初出演にして月9初主演を飾る。また、ゴールデン帯ドラマの主演は本作が初となる。
清野は「とても行動力のある女性だと思います。指令管制員になった後も自分の対応が間違っていなかったか、もっといい方法があったのではないかという思いから現場に足を運び確認するという行動力もとても真面目だなという印象を受けました」と役の印象を語る。
そして、「この作品が決まって、実際に現場で働かれている方とお話する機会をいただいたのですが、なかにはいたずら電話があったりもして本当に困っている人に救助がまわらないこともあると伺いました。そういった電話を減らしたいという思いも聞いて、このドラマを通して皆さんに119番の必要性をしっかりと伝えていけたらいいなと思っております」と思いを明かす。
最後に「指令管制員という職業はチームワークが必要な現場で、日々通報に迅速に対応している姿が本当にかっこいいという印象を受けました。撮影現場の私たちもチーム一丸となって皆さまにそういった姿をお見せできたらいいなと思っております。楽しみにしていただけたら光栄です。よろしくお願いいたします!」とメッセージも寄せている。
なお、リアリティーを追求するため、横浜市消防局全面協力の下、大型のマルチディスプレイとシステム監視制御装置、LIVE映像通信システムを備えた最新の消防司令センターをセットで完全再現する。
「119エマージェンシーコール」は2025年1月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。
(シネマカフェ編集部)