「過去一の買い!」KFCが変更した「とりの日パック」の中身にファンが歓喜した
日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の新商品「とりの日パック」が話題だ。
KFCは毎月28日に「にわ(28)とり」の語呂合わせから「とりの日パック」を販売している。これまでも、オリジナルチキン4本と5ピース入りのナゲット1個を、セット価格1150円(通常は1720円。価格は税込み、以下同)で提供していた。
ところが、11月28日からは「新!とりの日パック」として、オリジナルチキンを5本に変更し、セット価格を1100円(通常は1550円)に変更したのだ。
これにはKFCファンも大喜びで、《これでいいのよ、価格もお得感あるしね!》《サイドメニューは欲しい人だけが追加すればいい。この形がとりの日パックの完成形》《おおー。過去一買いですわ。これが望んでいたものだと示すために、買いまくります》などと、歓喜の声が上がっている。フードライターが語る。
「中には《オリチキ4本とクリスピー3本の時代が懐かしい》という声もありましたが、多くの人はサイドメニューよりもオリジナルチキンが増えたほうが嬉しいのでしょう。リニューアル前より価格が50円安いのは、これまではナゲットが割高だったということ。割引率自体は下がりましたが、むしろお得感はアップしたといっていいでしょう」
「とりの日パック」を巡っては、これまでにも《サイドメニューよりもオリチキを増やしてほしい》という声が多数寄せられていたようだ。今回はそんな消費者の声にKFCが応える形になった。
とはいえ、1990年代初頭には1ピース185円だったオリチキが今では310円。今回のセット内容の変更にファンが喜ぶのは、そんな価格高騰という背景があるのかもしれない。
(ケン高田)