ライオン名古屋オフィスが、令和6年度「あいち生物多様性認証企業」に認定
ライオン株式会社
ヒメボタル保護活動などが評価
ライオン株式会社(代表取締役兼社長執行役員:竹森 征之)の名古屋オフィスが、愛知県が推進する「あいち生物多様性企業認証制度」により、令和6年度の認証企業として認定されました。
■背景
名古屋城外堀通り沿いに、当社の前身であるライオン歯磨が名古屋市に寄贈したライオン像が設置されています。現在、このライオン像が見守る外堀には、陸生の「ヒメボタル」が生息しています。ヒメボタルは名古屋市の準絶滅危惧種で、都市ではほとんど見られません。
当社名古屋オフィスは、この近くにオフィスを構えていることから、2015年より、市民団体「名古屋城外堀ヒメボタルを受け継ぐ者たち」を支援する活動を始めました。ヒメボタル保護活動を市民の皆様に知っていただくことが必要であるため、ヒメボタル保護活動を啓発するしおり作成に協力し、生活者向けの健康講座においてヒメボタルの保護活動の内容を発信しています。名古屋城外堀の清掃活動に参加する他、社員参加のヒメボタルの講演会や鑑賞会を開催するなど、上記団体と連携しながら、継続的にヒメボタル保護活動に取り組んでいます。
また、社員が定期的にオフィス近隣の清掃活動を行いながら、外来種であるヒメムカシヨモギの駆除を実施していることも評価されました。
■認証式
2024年11月13日(水)愛知県庁にて、執り行われました。
左:愛知県 大村 秀章 知事 右:ライオン株式会社 東海北陸支店 北原 幹夫 支店長
◆あいち生物多様性企業認証制度:「あいち生物多様性戦略2030」(2021年2月策定)に基づき、企業の生物多様性保全に関する取り組みを促進するため、優れた取り組みを実践している企業を県が認証する制度。本制度を通じて、取り組み意欲の醸成と他企業への波及を図り、優良な取り組みが県内に広がることを目指している。
■今後の予定
当社は、今後もこのような地域特性を踏まえた活動に連携して取り組むとともに、生活者の皆様との生物多様性に配慮した習慣づくりを進めてまいります。
【関連情報】
・環境とともに
https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/env/
・自然との共生(生物多様性)
https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/env/biodiversity/
・生物多様性方針
https://www.lion.co.jp/ja/company/governance/policies/biodiversity.php
・生物多様性保全への取り組み