ウィリアム皇太子、家族のため諦めたバイクにまたがり上機嫌「乗れるならどんな言い訳でもするよ!」
ウィリアム皇太子は現地時間14日、北アイルランドの首都ベルファストを公式訪問し、アルスター大学のベルファスト・シティキャンパスを視察した。
現地で皇太子は、映画芸術やスクリーン制作、ゲームやアニメーションを学ぶコース「アルスター・スクリーン・アカデミー」に参加する学生たちと対面し、キャンパス内のバーチャル・プロダクション・スタジオを見学した。
特殊効果のセットでは、台座の上にオートバイが置かれ、背後のスクリーンには砂漠を走る道路の映像が流れていた。
ウィリアム皇太子は若い頃に熱心なバイカーだったが、家族が増えてからはバイクに乗ることを諦めた。しかし、バイクを目の前にすると、再び情熱が湧いてきたようだった。
英メディア『Hello!』によると、皇太子はセットの前のカメラを操作し始め、「バイクに乗れるならどんな言い訳でもするよ!」と興奮気味に話した。
そして、スーツ姿のまま台座に置かれたバイクにまたがると「誰かがこれを実際に試す必要があると思う」と述べ、バイクを移動させることは可能かと尋ねた。
皇太子はバイクから降りながら「このエキゾースト(排気)が気に入ったよ」と言うと、特殊効果のセットについて「信じられないほどリアルだ」とコメントした。
若い頃のウィリアム王子(当時)はバイク愛好家として知られ、2009年にはフルフェイスのヘルメットとレーシングスーツ姿でポロ競技の会場に現れる場面が目撃された。
しかし、キャサリン妃(当時)は夫がバイクで出かけることを心配しており、2015年10月にスコットランドの都市ダンディを訪問した際、ウィリアム王子がまだバイクに乗っているかと問われて、このように答えていた。
「まだ乗っているのよ。彼がバイクに乗って出かけると、私はいつも不安になる。怖くて怯えているわ。だから、(息子の)ジョージにはバイクに乗せないようにしようと思っているの。」
当時、夫妻の息子ジョージ王子は2歳、娘シャーロット王女は生後5か月だった。しかし、2018年4月に末っ子のルイ王子が誕生すると、ウィリアム王子の考え方が変わった。
ウィリアム王子は同年6月、英マン島で開催された伝統のオートバイ競技「マン島TTレース」を訪れた際、家族が増えたことで責任感が強まり、ツーリングに出かけるのを諦めたことを明かした。
「僕は3児の父親だから、少し抑えないとね。遠征していた頃が懐かしいよ。僕にとって、バイクはいつも仲間と楽しむためのものだった。」
さらに、若い頃に弟のヘンリー王子と一緒にツーリングに出かけたことを振り返ると、「お互いに競い合おうとしたんだ」と話していた。
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画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Air Ambulance Week is the perfect time to say thank you」「An inspiring afternoon meeting the next generation of creatives and industry experts at @UlsterUni」「A memorable day at The King’s Birthday Parade.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)