「人材不足にア然…」生稲晃子氏・今井絵理子氏の“政務官”起用に失望の声が止まらない
石破茂首相は11月13日、臨時閣議で第2次内閣の人事を正式決定した。10月の衆院選で自民・公明の与党は過半数割れの歴史的大敗北を喫しただけに巻き返しとなる人事が期待されたが、外務政務官に生稲晃子氏、内閣府政務官に2度目となる今井絵理子氏を起用し、ネット上では不安視する声が上がり続けている。
生稲氏は1980年代に一世を風靡したアイドルグループ・おニャン子クラブの元メンバー。一方、今井氏は言わずと知れたダンス&ボーカルグループ・SPEEDの元メンバーだ。アイドルとしては2人とも“超一流”だったが、政治の世界ではパッとしない。22年夏の参院選で初当選した生稲氏は、NHKの候補者アンケートで「無回答」を連発したうえ、東京新聞の自由記述のアンケートでは同じ自民候補の朝日健太郎参院議員と回答が酷似していたことからパクリ疑惑も浮上した。一方、今井氏はネット上ではたびたび炎上。23年7月末のフランス研修でリュクサンブール宮殿での記念撮影をXに投稿した際は、ネット民から《観光旅行ではないのか》などと苦言を呈されている。
今回、2人が就く政務官とは特定の政策について大臣を助け、政務を処理する要職。ネット上では《日本、終わりや》《自民党の人材不足に唖然ですよ》《石破さん、2人のファンなの?》といった声が上がっている。2人の給料はもちろん税金から支給される。金額に見合った働きを期待したいが、無理な話か。
「20年9月配信の『日本経済新聞』電子版によると、政務官の年間給与額は約2416万円です。イギリス首相の約1979万円、韓国大統領の約1891万円よりも高い給料をもらっていることになります。もともと日本の国会議員の給料は高いといわれていますが、政治家としてはひよっこの生稲氏と今井氏に2500万円近く払うのは国民感情を逆撫でする以外なにもありません」(週刊誌記者)
悪評を跳ね返すくらい頑張ってほしいものだ。
(石田英明)