駅構内でわざと他人に体当たりする“ぶつかりおじさん”がニュースやSNSで話題になっている。投稿を寄せた神奈川県の60代女性も遭遇したことがあり、その体験を振り返った。

「私は小柄で細身の中年女性ですが、東京駅東海道線上りホームでぶつかられました。ぶつかりおじさんは体格の良い若めの中年男性でした」

華奢な女性がガタイのいい男にぶつかられたら、ひとたまりもない。無事だったのだろうか。（文：天音琴葉）

新宿駅構内にも“ぶつかりおじさん”が！「急に斜めに向かってきて……」

ガタイのいい男が歩いてくるのが見えたため、ホームの内側に避けた投稿者。すると男は不可解な行動をとったという。

「寄って来られ、思いきりぶつかられ倒れそうになりました。 痛みとショックで相手を呼び止めることもできずその場に呆然と立ちすくんだのですが、しばらくしてこれが話に聞く『ぶつかりおじさん』なんだと理解し、線路側に避けていたらどうなっていたかとゾッとしたことを覚えています」

新宿駅構内でも“ぶつかりおじさん”の被害に遭ったことがあるという投稿者。

「そのぶつかりおじさんと私は直線上に重なってはいなかったにもかかわらず、急に斜めに向かってきてぶつかられました。弱い女性を狙った行為、許せません！」

女性は「ぶつかりおじさん」のターゲットにされやすいと言われるが、男性が被害に遭うケースや、なかには「ぶつかりおばさん」に遭遇したと訴える声もある。ホームの端を歩かない、歩きスマホをしないなど、できる限りの自衛をしたほうがよさそうだ。

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