元フジテレビ・渡邊渚アナ、激化するフリーアナ戦線に新規参入&高い期待値
元NHKの有働由美子アナウンサーや神田愛花、元TBSの田中みな実、元テレビ朝日の小川彩佳アナ、元テレビ東京の鷲見玲奈アナ、森香澄など近年は独立をキッカケに多くの元局アナが派手な活躍を見せている
ホラン千秋や新井恵理那など元々フリーで活動してブレークを果たした“叩き上げ組”も含め、フリー女子アナ戦線は激化の一途を辿っているが、ここに来て業界内で注目を集めているのが、8月末にフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚だという。
渡邊は2020年にフジに入社すると『もしもツアーズ』の4代目ツアーガイドに起用され、『めざましテレビ』や『ぽかぽか』などに出演していたが、昨年7月から休養に入ると今年8月末をもって同局を退社。10月1日に自身のインスタグラムを更新し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表した。テレビ局関係者は次のように語る。
「渡邊さんは体調不良のために入院し、1年近くも休養していたことや昨年10月にはインスタで『食べられなくなった。うまく歩けなくなった。うまく指が動かなくなった』などと報告していたことから心配の声があがっていました。その一方、休養中の同年8月にフランスで開催されていたパリ五輪の男子バレーボールの日本対イタリア戦を現地観戦している姿が偶然NHKの中継に映り込んだことで発覚。一部からは疑問の声も噴出しましたが、高校時代に部活に励むなど元々バレーボール好きで病気で倒れて病室やベッドの上で試合を見ている中、あきらめきれず会社に報告したうえで、急きょパリに行ったことを明かしていました」
前述の今年10月1日のインスタグラムの更新ではPTSDの専門治療を終えたことも報告し、「これからは、自分のペースで、幸せを感じながらお仕事できればと思っています」などと綴り、月額400円のサブスクリプションサービスを告知。
10月22日のレバノンアイスを紹介する更新では、へそ出しのミニスカート姿でパリの店舗を訪れる本人らしき写真を投稿して話題となったが、スポーツ紙の芸能担当デスクは語る。
「渡邊さん本人もインスタで示唆しているように病気は完治はしていないものの、体調が回復したということで、徐々に仕事を活発化させるつもりでしょう。現状ではインスタなどのSNSを駆使したインフルエンサー活動のほか、アナウンサー業務や自身の経験を活かした講演などマルチな活躍が予想されています」
となると、気になるのはテレビ出演などをはじめとしたタレント活動の方だが、バラエティー番組を手掛ける放送作家はこう話す。
「フジ時代の渡邊さんはバラエティー対応能力も高かったですし、業界内でも注目はされていますよ。『もしもツアーズ』での立ち回りに加えて、過去にはその“神対応”でお笑いコンビ・鬼越トマホークを救ったこともありましたからね」
鬼越といえば、22年2月に『さんまのお笑い向上委員会』(フジ系)で共演した当時フジの久慈暁子アナをケンカ芸での「お前が辞めてもフジテレビに1ミリもダメージねぇからな!」という“暴言”で泣かすという騒動が発生。
一部視聴者からは「あのネタは誰も幸せにならないし、ただ人を傷つけるだけ」や「笑いに昇華できていない」などバッシングを浴び、ケンカ芸の“封印”も取り沙汰された。
だが、その騒動から間もなく『もしもツアーズ』で鬼越と共演した渡邊さんは、「お前、たまに“私可愛いでしょ”みたいな写真、インスタに上げてんじゃねえよ!」とケンカ芸を仕掛けられると、番組ラストで「うるせえなあ。お前、1回女子アナ泣かせたくらいでビビってんじゃねえよ!」と見事なカウンターパンチを放って、見事に笑いに昇華させてみせた。
「渡邊さんは放送後に更新したインスタでも『はい、新作です!』と、わざわざ自身のあざとかわいい写真をアップし、『大丈夫な人もいるので!』とケンカ芸をフォロー。あの神対応で『鬼越』の2人もかなり救われたでしょうし、渡邊さんのバラエティー対応能力の高さが業界内でも広く知られるところとなりました。体調次第でしょうけど、本人にその気があればバラエティー番組での活躍も十分期待できる。加えて、インスタを見る限り抜群のスタイルは健在のようですから、雑誌グラビアなどのオファーもありそうです」(同放送作家)
マルチな活躍が期待されるフリー女子アナ戦線の“新星”の動向に要注目だ。