「もとに戻してください」 車いす利用者の投稿に「これは酷い」「もっと広まって」

「今日、一番困ったこと」

Xでそんなコメントを添えて、写真を投稿したのは、車いすで生活をしている浅葱(@hachiware0418)さん。

多目的トイレを使おうとした際の出来事に、大きな反響が上がりました。

多目的トイレは、車いすを利用する人や小さな子供を連れた親、介助が必要な人たちに配慮した、特別な設備が備えられています。

2024年11月5日、多目的トイレを使おうと扉を開けた浅葱さんは、困ってしまったそうです。

こちらの写真をご覧ください。

多目的トイレの写真

多目的トイレの写真

なんと、多目的トイレに設置してある、折りたたみ式ベッドが出しっぱなしで放置されていたのです。

一部の多目的トイレには、オムツの介助が必要な人などが使用できるように、折りたたみ式ベッドが設置されています。

浅葱さんより前に入った人が、折りたたみ式ベッドをたたみ忘れたてしまったのでしょう。

この状態だと、トイレ内の通路をふさいでしまい、浅葱さんは多目的トイレを使うことができません。また、車いすを使う人が1人で折りたたみ式ベッドを収納するのは困難で、転倒の危険もあります。

すっかり困り果ててしまった、浅葱さん。この時は幸いにも、通りかかった人が代わりにたたんでくれたといいます。

先述したように多目的トイレは、身体が不自由な人が多く利用するため、十分な配慮が必要です。

「自分が使い終わったらもういいや」や「ほかの人が戻してくれるだろう」という安易な気持ちが、後に使う人を困らせてしまうことを、忘れてはいけませんね。

浅葱さんのエピソードには、さまざまな意見が寄せられました。

・これはマナーとしてダメでしょ。使ったら戻すのが当たり前。

・普段、多目的トイレを使わないので知らないことも多いけど、こういった情報は広まってほしい。

・私も車いすで生活していますが、よくあります。大変でしたね…。

・これは酷い。もし見かけたら戻すようにします。

・もっと周囲の人のことを考えるべき。親切な人が通りかかって本当によかった。

浅葱さんが体験したようなことが少しでも減るように、私たち一人ひとりの心掛けがとても大切です。

周囲に気を配り、支え合うことで、誰もが住みやすい、思いやりにあふれた社会を築いていけるでしょう。

[文・構成/grape編集部]

出典 @hachiware0418

2024/11/9 15:08

この記事のみんなのコメント

6
  • 山口県で、車椅子高齢者をひき逃げ殺人する事件が起きる程、車椅子利用者の肩身が狭い…!

  • あきひろくん車椅子にすわるのも付き添いする人もいるが大半は車椅子までは歩ける人鎌大半だよだから車椅子から便器には座れるよ自分も5歩くらいなら歩けた(看護師にトイレ行くときは呼べと何度か言われましたが)まあ看護者画の話ではなく赤ちゃんがもちの人のベッドでやった人の話だよまさかそんな非常識のやつがいるとは思わなかったが。

  • あきひろ

    11/10 9:18

    車椅子から自力で立ち上がれないような人が一人でウロウロする事は無いだろ普通は介助者が同行してる。介助者ってのはプロだからベッドを使って戻さないなんて事は考えられ無いからこれやったのは赤ちゃんずれママでしょうね。

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます